中小企業診断士

中小企業診断士受験:時間を一気に省略する方法

私の師の言葉に「お金で時間を買う」があります。
人生で唯一と言っても良い有限な資源である「時間」を惜しみ、
時間を得られるのであれば、必要なお金を投資してしまおうという考え方です。

私は中小企業診断士のような、ある程度、取得までに時間のかかる資格へのチャレンジについても、
同じことが言えると思っています。

 

1次試験突破後の選択肢

中小企業診断士は選択式・マークシートの1次試験を突破した後、

  • 2次試験(記述式・筆記と、面接)を受験するか
  • 中小企業診断士養成課程に進むか

の選択肢が現れます。

一般的には2次試験を受験する人が多いです。
一発で合格してしまえば、1次試験突破後、半年程度で中小企業診断士を取得できますし
(2次試験合格後に実務補習があるので、すぐに取得はできません)、
お金もさほど掛からないからです。

その一方で、2次試験は合格率が20%程度ですからリスクが高いのも事実。
中小企業診断士養成課程に進めば、MBAを同時取得しつつ、診断士も取得できます。
さらに実務補習と比べて、より多くのケースを学べたりとメリットも多いのです。

 

中小企業診断士養成課程への賛否両論

診断士の受験界隈にいると、養成課程に対しては批判的な意見も多く聞きます。
2次試験を突破するのが正統派であるかのようなコメントです。

確かに受験の世界にいたら、そういう感覚があっても良いでしょう。
特に2次試験を突破せず、養成課程を経た診断士に、
2次試験対策を教えてもらうことには、抵抗感があると思います。

しかし、2次試験も養成課程も、正当な手段として認められたものです。
上述の通り、メリットもあるわけですし、養成課程の話を聞くと、
そのカリキュラムは結構ハードです。

どちらを選ぶのかは、その人次第と言えるでしょう。

 

時間を圧倒的に省略させる養成課程のメリット

ここで冒頭のコメントに戻ります。
私は養成課程には、受験勉強時間を圧倒的に省略させるメリットがあると感じています。

2次試験は試験である以上、時の運もあります。
私の知人の中には、7年8年かけて、ようやく合格できたという方もいます。

受験体験記としては、その努力は美しいものだと思います。
その一方、受験の目的は診断士を取った後にあるのであり、
試験に合格することが目的ではなかったはずです。

ならば、一定の投資をすることで、養成課程での経験・仲間(これ大事です!)と、
診断士資格を得られてしまうのであれば、選択肢として、かなり有効だと思うのです。

1人が8年かけて診断士を取得する一方、もう1人が半年とか2年で取得してしまう。
(養成課程は、そのコースによって期間に差があります)
そして診断士として活動し始めることができるのですから、
まさに「お金で時間を買って」いるわけです。

「高いから行けない」という声を聞いたことがありますが、
その後、何年勉強するか分からないことと比べたら、よほど安いのではないでしょうか。
3年で合計1,500時間勉強に取られたとしたら。
あなたの1,500時間は、いくらに相当しますか?

私自身は運よく2次試験を突破できたので、養成課程の経験はありません。
ただ、周りに養成課程を経た診断士も居て、皆さん活躍されていますので、
何も考えずに選択肢から外してしまうのは、もったいないと思っています。

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【編集後記】
一昨日のキックボクシングの筋肉痛がさらにひどく。。
今週末、トライアスロンのレースなのですが。。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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