日々の気付き

単純にインプットが足らないだけ

私はずっと、「自分の専門性は何か?」、「何を専門にしたいのか?」という疑問を抱きながら、この数年を過ごしてきました。
そして数年後、どうなったか?というと、未だに同じ疑問を抱いているのです。
この数年間の過ごし方を失敗したと反省すると共に、インプットのやり方を変えようと思っています。

 

全てのインプットを雲散霧消させる最悪の思考パターン

2011年の中小企業診断士試験に合格しました。
形に残るインプットという意味では、この試験が終わるまでは必死でした。

しかし、2015年7月現在、振り返ってみると、その後のインプットは、あまり形に残っていません。
少しは仕事で活かされたインプットもあるのですが、物足りないと感じています。
その原因は、「ただ面白そうなものを眺めてきたから」だと思っています。

インプットというには、ほど遠い。
例えば、何かの分野に興味を持ったら、その分野の本を数冊読んでみる。
そして、分かった気分になって満足し、そのまま忘れていく。

「これは私の専門じゃないから」という甘えが、どこかにあったのだろうと感じています。
専門じゃないから、覚える必要もないし、大体分かっておけば良い、という甘え。
そして理解が中途半端なため、全てが消えていくのです。

 

できる人は、専門分野外でも「二流の上」

一方、私の周りのデキる人達は、専門分野以外であっても、実に多くのことを身につけています。
専門分野は一流、あるいは超一流なのですが、専門外の分野であっても二流の上くらいなのです。
専門家には叶わないけど、それ以外の人達のなかでは、かなり詳しいレベル。

この人達は、自分が興味を持ったとき、必要になったときに、一気にそれを学んでいきます。
そこには、「これは私の専門じゃないから」という甘えはありません。
むしろ、喜んで新しいことを身につけていっているように感じます。

 

スキルは段階的に身につけていく

そういう人達を見て、最初は「アタマの出来が違いすぎる」と悲観していました。
しかし、理由はアタマの出来だけではない、と最近は思っています。

デキる人達は、新しいことを身につけるたびに、周辺分野・関連分野の理解を進めているのではないか?
それによって総合力を高めているし、自分の専門分野すら、掘り下げ続けているのではないか?
と感じています。

だとすると、興味を持ったこと、必要になったことをインプットしないのはもったいない。
今までのような甘えを持ったインプットだけではなく、ひとつひとつ、真剣にインプットしなければ、と。

そう振り返ってみると、試験が終わってから今までは、色んな理由をつけて
インプットが足らなかっただけ、と感じるようになってきました。
よし、またちゃんとインプットしよう。

今日は完全に自戒のネタでした。

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【編集後記】
今日は宮崎シーガイアトライアスロン。
スイムは中止になりましたが、頑張ってきます!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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