こんばんは。渋屋です。
10日ほど前から痛み出した左足のアキレス腱が、まだ痛んでいます。
1月下旬頃から、右足アキレス腱→ヒザ→左足アキレス腱と、常にどこかが痛い状態です。
そろそろ運動を再開したいので、近いうちに治ると良いのですが・・・地道に病院通いとストレッチを続けています。
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今日の記事は、IT関連企業にお勤めの方には、是非、目を通して頂きたいネタです。一昨日と昨日の2回を通して、
・大きな組織の体力よりも、小さな組織のスピードの方が、重要性を増している
・お客様を頂点として階層構造(ヒエラルキー)は崩壊しつつある
ということを述べました。
前者については、全く偶然にも同じ日に、内藤忍さんが「エコノミー・オブ・スピード」ということで記事にしていました。「規模の経済」より「速度の経済」ですね。似たようなことを言うにしても、さすがに内藤さんは言葉が的確です。
さて、このような状況を、私が所属しているIT業界に当てはめてみると、正にこれら2つの現象が加速度的に増していることが分かります。
従来は業務に利用するソフトウェア・システムは外部のベンダーに開発を依頼することが常識的でした。一般的な企業の情報システム部門には、システム開発をするスキルを持っている会社は稀だからです。
しかし、2月22日(金)付の日経新聞でも記事になったように、ユーザ企業が自らソフトウェア開発に進む例が増え始めています。
「グループ各社のニーズにいち早く応えるにはIT企業に頼んでいては間に合わない」
という理由が前者の「速度の経済」を的確に表しています。
そして、ソフトウェアの開発については、Apple StoreやGoogle Playに代表されるように、自分が作ったものを簡単に世界中に配布することが出来るようになりました。
零細企業であっても、大手システムインテグレータの指示に従うことなく、自社のスキルをアピールする場が出来てきているのです。
これは後者の「ヒエラルキーの崩壊」に繋がっています。
・クラウド
・モバイル
というようなキーワードを中心に考えていくと、これらの動きは明らかです。
単に「クラウド」というキーワードを1つ取ってみても、今日書いたこと以外に、非常に多くの背景がクラウドに繋がってきています。
もはや「クラウド」「モバイル」というようなキーワードは、単なるトレンドを示す言葉ではなく、IT業界を根幹から構造変化させる大きなうねりです。
見方を変えれば、この構造変化を上手く捉えると、零細企業であってさえ、大きなチャンスを掴むことが出来るようになるでしょう。
私はこのようなご支援が出来れば、と思っています。
さて、今日はこの後、ネットを有効活用した「起業ワークショップ」です。日曜の夜という、多くの方が空けている時間だけに、有効に使うことで一歩抜きん出たいと思います。意識の高い方々とお話できるのは、非常に楽しみです。
今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!
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