日々の気付き

駅前や選挙カーでうるさい政治家を見て考えたこと

今日は統一地方選挙の前半戦ですね。
選挙権を持つ身として、ちゃんと考えて行動したいです。

それにしても、この1~2週間の間、駅前でマイクで話し続け、
さらには日中に選挙カーで騒音(というと失礼かもしれませんが)を撒き散らす
政治家とその応援者。

昔からやり方が全く変わらないことに疑問を抱いています。
そんなことを感じつつ、私たち自身の行動についても考えてみます。

 

日頃から情報発信していないだけでは?

駅前のマイクも、選挙カーも、どちらも絨毯爆撃です。
その情報を必要としている人にも、いらないと思っている人にも、
無差別に、その大音量を耳にねじ込もうとする行為です。

昔はこうでもしないと、県民・市民に自分の思いを届けられなかったのでしょう。
しかし、今はそうではありません。

同じ駅前の演説でも、選挙の時期に関係なく、定期的に行っている人がいます。
それもマイクを使わずに肉声で。
私はその方の政策には賛同していませんが、その姿勢はいつも応援しています。

また、ネットを使って日常的に自分の意見を発信している人もいます。
私が一番注目している方は、私の選挙区ではないので投票できないのですが、
その視点・考え方・行動をいつも拝見しています。

 

自分を必要としている人にメッセージを発し続けよう

日常的に情報発信をしていれば、必然的にフィルタがかかってきます。
例えば上記の、肉声で演説をし続けている方。

私がその方の政策に賛同していない、と言い切れるのは、
常日頃から、その方が演説という形で情報発信をし続けているからです。
だから、私はその方の話を聴き続けることで、判断ができたのです。

その方が演説をしているときには、足を止め、近くに寄って、
話を聴いている人を良く見かけます。
きっと、話に賛同をする、一定数の支持者がいることでしょう。

一方、絨毯爆撃している人たちに対しては、
政策に賛同できるかできないか?も良く分かりません。

選挙の時期だけ、あちこちから同時に大声を張り上げられても、迷惑に感じるだけで
ゆっくり意見を聞こうという気持ちになれないからです。
それに、そんな短時間で賛成できるか?反対なのか?も判断できません。

結果として、選挙直前になって配布される新聞などから、
パッと見でしか判断されない対象になってしまうのです。

私は、政治家にはもっと、自分を必要としている特定の人たちに対して、
日常的に情報発信し続けるべきなのではないかと思います。

 

実行力=マーケティング力

これは政治家に限らず、私たちビジネスパーソンにも言えることです。
テレビCMを流せるほど資金があるのであれば別ですが、
私たち一般のビジネスパーソンには、絨毯爆撃を繰り返すほどの力はありません。

また、絨毯爆撃を繰り返す必要もありません。
自分を不要とする人にメッセージをいくら届けても、何も起きないからです。
それよりは、自分を必要とする人に、適切なやり方でメッセージを届けることが大事ですよね。

届かないメッセージには意味がありません。
しっかりメッセージを届けるためには、マーケティングの視点が必要なのでしょう。
そう考えると、政治家の実行力というのは、
マーケティング力によるところが多いのではないでしょうか。

今まで私は選挙で誰を選ぶかを、

  • 政策の方向性(自分が望む方向と政策が一致しているか)
  • 政策の実行力(その政策を実行する力が備わっているか)

の2点で見てきました。

今回は、今まで以上に方向性よりも実行力重視で選びました。
このような選挙活動の一端から、その方の実行力・マーケティング力は
十分に推察できると思います。

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【編集後記】
本文では触れませんでしたが、日頃から情報発信している政治家の声を
しっかりキャッチする。
そういう素養が、市民に求められていることも書き加えておきます。

私たち自身が、選挙の前日になってようやく情報収集するようでは、
政治家たちも変わりませんから。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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