こんばんは、渋屋です。
今日はビジネスの基本についてです。
私を含めたIT屋さんは、その基本をついウッカリと忘れがちです。
■基本は顧客
ビジネスの基本そのものは、非常にシンプルです。
顧客が困りごとを、解決することです。
おなかがすいていれば、食事を与えることが解決になりますし、
車が壊れて動かないのを、直してあげることも解決になります。
顧客が誰で?
困り事は何か?
困った顧客に、どう自分を発見してもらい、
どうやって、それを解決するのか?
答えるべき質問は、非常にシンプルです。
でも、だからこそ奥が深く、難しいとも言えるでしょう。
(私は、毎日のように悩んでいます。)
■IT屋がハマる、テクノロジーの罠
本来は、ビジネスの基本を踏まえて、顧客の困り事から、事業戦略を立てるべきです。
事業戦略を考えているときの、テクノロジーの位置付けは、
顧客の困り事を、「どのように解決するか?」の部分です。
新技術によって、今までより早く・安く・簡単に、困り事を解決することが出来るようになるでしょう。
見方を変えると、顧客の困り事が見えていない状態で、テクノロジーの話をし続けても仕方ありません。
ついつい、私たちはそれを忘れてしまい、変化の激しいテクノロジーに、眼を奪われてしまいます。
新しいテクノロジーは面白い!
IT業界に属するくらいなので、何かしら新しいモノが好きな人が多いでしょう。
技術について語りあっているうちに、自分達が何をやっていたのか?だんだん分からなくなってくる。
そんな経験をしたことが、何度もあります。
でも、やはり大切なのは、顧客の困り事を定義すること。
日々、顧客の困り事を探している人が、新しいテクノロジーを見たときに、「これだっ!!」となるのでしょう。
テクノロジーは手段。
それを忘れないようにしたいですね。
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【編集後記】
やりたいこと、やるべきことが多くて、どうも混乱気味です。
アタマを整理するのは当然ながら、To Do管理のより良い方法を見つけたいです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!