こんにちは。渋屋です。
昨日は3Knot CLUBの【大人の社会科見学】、『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』
参加頂いた皆様、ありがとうございました!
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『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』は、暗闇のスペシャリストである視覚障害者に案内されて、
今回のテーマは「東北の祭」。
暗闇を進んでいくと、草木の香りを感じます。
まだ慣れずに、足元を気にしながらノソノソと進んで行くと、突然、葉っぱが眼に入り、
このときはまだ、
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徐々に暗闇に慣れつつ進んでいくものの、人の声、手の案内が無ければ、とても進むことが出来ません。
そして、自分がここにいることを主張しなければ、周りにも迷惑をかけてしまいます。
私が黙ったまましゃがんだりすれば、周りの人が私につまずいて、転んでしまうかもしれません。
全員がそのような環境に居るので、
自分が何をしているのか、常に実況中継しながら、困ってそうな人に手を差し伸べていきます。
普段なら、気にも留めない段差をお互いに教え合ったりするのです。
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暗闇という不安・不自由の中で最も助かったのが、人の温もりでした。
これは、子供の頃、親と手をつなぐことと、
普段は一人で判断して動けるとしても、視覚を奪われれば、
しかし、この弱い自分こそが本当の自分なのだ、と素直に感じたのでした。
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弱い自分を、人が助けてくれる。
その助けてくれる人を、自分が助けることもある。
これは、今では感じる機会が減ってしまった、人間社会の根本的なことなのかもしれません。
高度社会になり、個々人が強くなり、それに伴って周りへの配慮も少なくなってしまったのだろうな・・・
そんなことを、視覚を奪われながら感じたのでした。
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暗闇から出た後に3Knot CLUBメンバーは場所を変えて懇親会へ。
多くの個性溢れる参加者が集まり、少し遅い時間まで、楽しく会話が続いたのでした。
改めて、参加頂いた皆様、ありがとうございました!!
またこのようなイベントや、勉強会を企画しますので、奮ってご参加下さい!
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