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「分かる」ということ #230

こんばんは、duckです。

今日も帰宅が遅くなってしまいました。
なかなか仕事の「石の目」に到達出来ません。
明日こそは早く帰れるようにしたいです。


今日、あるエンジニアの人と話していたときのことです。

新技術を実装した製品に触れて、そのエンジニアの方が「ようやく分かりかけた」と言いました。
このエンジニアは、社内ではこの技術分野に関して、ナンバー1の方です。

別に製品に触らなくとも、アーキテクチャやマニュアルを読めば、少なくとも私よりも何倍も深く理解しているはずです。
にも関わらず、「ようやく分かりかけた」としか言いません。

私はエンジニアを卒業してから特に、新製品・新技術を学ぶときには、

・全体を俯瞰できること
・利用するユーザにとってのメリット/デメリットを把握すること

に集中してきました。技術の詳細よりも、この2点に集中することによって、多くの製品・技術を短時間で学んできました。
そのため、「大体分かった」と言うことが多いのです。

今日、冒頭のエンジニアの一言を受けて、プロフェッショナルは簡単に「分かった」などと言わないことが分かりました。

「分かる」というときの理解レベルが、圧倒的に深いのです。

エンジニアを卒業して以来、「大体分かった」を増やしてきた私ですが、

・深く理解したいこと
・要点を押さえたいこと

の2点は明確に使い分けるべきだと感じました。

深い理解レベルの柱を1本でも打ち立てていきたいです。

今日も素晴らしい1日になりました。感謝!!

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