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ゼロからイチを生み出す起業家の特徴

ひとりで起業するところから始めて、年商1億・10億を超えるレベルの事業を生み出す起業家。
このブログで良く書く「ひとり士業・コンサルタント」ではなく、もっと大きい規模の事業を生み出す起業家のことです。
こういう起業家たちには、一定の特徴があるように感じています。
(私の知る起業家は、ほとんどがIT関連での起業です)

 

得意と不得意の差がデカすぎる(笑)

先日お会いした、年商20億近いIT企業の社長。
とにかく「止まってられない」性格のようでした。

仕事中は当然仕事をしていますし、会社の外でも、ある協会の理事を務めていて、情報交換に余念がありません。
プライベートではガッツリとマラソンをやられているようで、完全にランナー体型でした。
(話が盛り上がったことは言うまでもありません 笑)

自分の事業を伸ばすことにしか興味がなく、「現状維持」は悪です。
「今の仕事」を「今まで通り」に継続しようとする管理職とはバトルします(笑)

別の起業家は、とにかく営業感覚に優れた人でした。
お金に対する嗅覚が半端なく、大型案件は見逃しません。
案件を獲得するための、顧客や社員とのコミュニケーションが非常にうまいのです。

その一方で、制度とかルールというものに無頓着すぎて、フォローする社員が必死に汗をかきまくっています。。
いわゆる「常識」が通用しない人なんですね。。

また別の起業家は、コンテンツを生み出すことと、仕組みをつくることに長けていました。
しっかりと知識や情報も仕入れる勉強家で、それを自分のビジネスで実践しているのです。
いわばエリートタイプです。(実際、有名大学出身です)

その一方で、社員とのコミュニケーションが雑で、なかなか社員の気持ちを理解しようとしません。
ごく一部の社員しか定着せず、他の社員はなかなか長続きしないのが残念です。

このように、起業家は一般的に見ると、明らかに「偏った人たち」です。
得意分野はとことん得意。
しかし、苦手なところは放置。
必死に社員がフォローするケースもあれば、着いて行けずに辞めてしまうことも。

「思い立ったら、即行動」も共通点です。
一歩目がとにかく早い。
大企業だったら1年かかる意思決定を3分で終えてしまいます。

 

大きく偏らせて、一点集中

起業家たちの偏りっぷりを見ると、ゼロからイチを生み出すには、そのくらいのエネルギーが必要なのだな、と感じます。

意図して偏っているのではなく、元々が大きく偏っていたのでしょう。
フツーの会社では、人間関係的にも、見ている視座も収まらない。
結果として起業することになるのでしょう。

その偏りと、凄まじい行動力で、エネルギーを一点に集中させています。
そうやって事業の立ち上げという、一番重たいフェーズをよじ登っていくのです。

バランスの取れた大企業管理職などとは、明らかに一線を画するキャラクターであり、生き方です。
私自身は、自分を「バランス型」と認識しています。
(元々、大企業に努めていましたし)
そのため、自分が起業家になるよりは、起業家を支援することの方が、性格的にも合っていると思うのです。

 

イチを100にするならバランスも必要

その起業家からバトンを受け取り、次のフェーズへ成長させていく経営者は、全く別の素養が必要です。
次のフェーズに移行するときには、組織が大きくなっていきます。
社員数も、数名〜せいぜい30人程度だったところから、50人・100人へと増えていきます。

こうなってくると、大きく偏った起業家だけでは組織を動かすのが厳しくなってきます。
(世の中には稲森さん・孫さん・柳内さんというに、ゼロから100や1,000を生み出す天才がいますが、そこは別の話ということで)

一般的には、もう少しバランス型の経営者にシフトすることになります。
起業家のような強いエネルギーには欠けるかもしれません。
しかし、多くなりつつある組織の舵を取るには、リスクを把握しつつ、常に船全体を見渡すバランス感覚が必要になります。

こうした起業家の次の経営者は、起業時からCOO等として一緒に会社を立ち上げている場合もあれば、
ある程度の規模に成長したときに、後から参画することもあります。
何れにしても、まずはナンバー2としてしっかりと地盤固めをした上で、適切なタイミングで「次」にシフトしていきます。

最後に、起業家は大きく偏っているものの、人間として魅力的な人が多いように感じます。
その方の生き様がダイレクトに現れるので、話を聴いていて面白いのです。
(共感できるか、好きか嫌いかは別の話ですが)

今日の午後は、某所で起業家たちのプレゼンテーションを聴きに行きます。
また新たな「生き様」を目の当たりにすることが楽しみです。

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【編集後記】
先月から2日間に渡って行った、あるIT企業での商品企画に関する研修。
その場で社長から来年度の依頼をいただけました。
追加のご要望をいただきつつ。ありがたいです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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