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ITトレンドを把握するためのリサーチ・データ活用法

IT関連のトレンドを把握するためには、何らかのデータが必要です。
特に私のように個人で活動している場合、会社にリサーチ専門部署があるわけでもありません。
勘と経験で「今後はコレが流行りそう」と思っても、それだけでは何の裏付けもありません。
ですから、データが必要になるのです。

 

ITトレンドを把握するハイプ・サイクル

私が大企業に勤めていたときから参照にしていたデータの代表例が、
ガートナー社が毎年発表している「ハイプ・サイクル」です。

ガートナー社のハイプ・サイクルのページより引用

詳細はこのガートナーのページを参照していただくとして、
非常にザックリ言えば、テクノロジーは「黎明期」から「生産の安定期」と5つの状態を移っていく特徴があります。
(途中で死んでいくテクノロジーも、もちろんありますが)

ガートナーのような専門知識をもったリサーチ会社が、各テクノロジーを調査しています。
それぞれがどのフェーズにあるのか?を確認することで、私のような個人や一般企業は、ITトレンドを把握しているのです。

なお、このハイプ・サイクルは各テクノロジー分野毎の詳細も出ています。
詳細を知りたい場合には、ガートナーから購入する必要がありますので、お問い合わせ下さい。
(気軽に個人が購入できる代物ではありません・・会社員時代は重宝させていただきました。。)

 

2016年と2017年のハイプ・サイクルを比較する

このハイプ・サイクルは単年度のデータだけ見ていても、あまり意味がありません。
それよりは複数年度で、各技術の位置がどのように変わったのか?を見るのがお勧めです。

先日、2017年版、新興技術のハイプ・サイクルが発表されていました。
新興技術については、毎年ハイプ・サイクルをプレスリリースしてくれるのです。

2016年発表のものと、横に並べながら、各テクノロジーの動きを探ってみましょう。

左が2016年版、右が2017年版です。
なかなか細かくて見えないと思いますが・・

VR(仮想現実)は変わらず「啓蒙活動期(Slope of Enlightnment)」にあります。
ただ、主流になるまでの年数(Years to mainstream adoption)が「5 to 10 years」から「2 to 5 years」になっていますので、ますますVRは実用に近づいていると読み取ることができます。

一方のAR(拡張現実)は、「減衰期(Trough of Disillusionment)」のままで、年数も変わっていません。
VRよりは、まだまだ時間が掛かりそうです。

その他、ブロックチェーンが「過度な期待のピーク期(Peak of Inflated Expectations)」を、もうすぐ超えそうです。
機械学習も同じところにあり、去年とほとんど変化がない一方で、深層学習(ディープラーニング)は今年突然出てきて、もう機械学習とほぼ同じ状態になっています。

 

リサーチデータとニュースを組み合わせる

私は、このようなリサーチデータでITトレンドのベースを身につけておきつつ、世の中のニュースを追いかけます。
例えば、上述のブロックチェーンは過度の期待のピーク期にありますから、実に多くのニュースが出てきます。

ニュースで各技術が実際どのように利用されるのか?市場に浸透しているか?など、
アンテナを立てて、技術と実用の両面から情報を把握するのです。
それによって、各技術を単なる技術としてではなく、使われる事例などを通じて、より深く理解することができます。

私の場合は、Facebookを見ているだけで知人・友人が新しいニュースをつぶやいてくれるので、
ニュースを把握するにも、感度の高い情報が入ってきます。
その他、比較的新しい技術やマーケットの情報を発信してくれるサイトをRSS(feedly)で読んでいます。

大金を払わずとも、ある程度のデータは入手することができます。
ITトレンドを把握するなら、積極的に外部データを活用しましょう。

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【編集後記】
今後の活動を考えて、レンタルオフィスを契約してきました。
私が主催のセミナーや、ちょっとしたミーティング・コンサルティングは、
ここで行う予定です。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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