昨日は、商工会議所主催セミナーにて、講師をしてきました。
20名弱の若手経営層向けにホームページやブログを中心とするWebの活用について、お話をさせていただきました。
今日はお話しした内容をかいつまんでご紹介します。
「顧客は誰か？」からスタート
Webに限らず、マーケティング・セールスのスタートは顧客です。
誰を顧客とするのかによって、伝えるべきメッセージや、適切な媒体（メディア）が変わってきます。
ダン・ケネディの３M（マーケット、メッセージ、メディア）の考え方をご紹介しつつ、
具体的な成功事例や失敗事例を３Mの視点から見てみました。
３Mのようなフレームワークは便利ですが、理解するためには具体的な事例が必要ですね。
自社でコンテンツを書く覚悟を決める
小さな会社にとって、Web運用のキモだと私が思っていることです。
それはコンテンツは自社で必ず書く、ということです。
小さな会社は大企業のように既にブランドがあるわけではありません。
そのような場合、まずは顧客との信頼関係を構築する必要があります。
顧客は、「本当にこの会社（人）信じられるの？」と疑っているからです。
そのときに大切なのが、自分の言葉で自分の思いを綴ること。
自分がこの会社・事業を立ち上げた理由、
商品やサービスに対して込めている想い、
その言葉が顧客に伝わることで、信頼関係は構築されていきます。
これはホームページ作成業者に丸投げしてもできることではありません。
強い想いを持っている本人が、書かなければいけないことです。
昨日のセミナーでも、「自分・自社で書く覚悟を決めて下さい」と明確にお伝えしました。
Webは１日にしてならず
Webというと短期間で一気に花開くようなビジネスを思い描く人が多くいます。
しかし、実際には記事を掲載して、顧客の反応を見て、記事に手を加え、また反応を見て・・・
という繰り返し作業です。
書いていただきたいコンテンツも１つや２つではないので、
日々、書き足していく必要があります。
Webは１日にしてならないのです。
むしろ盆栽などのように、時間をかけて少しずつ育てていくものと考えた方が良いでしょう。
基本的にWebの最も大事なことを伝えることに集中しましたが、
少しだけトピック的なこともお伝えしました。
- ホームページにかけて良いコスト、かけなくて良いコスト
- こんな業者は選んではいけない
- 顧客の心を動かす４つのアプローチ方法
- SEOと広告の組み合わせ方
参加いただいた方々は皆熱心で、終始集中して聞いて下さいました。
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【編集後記】
今日は来週から始まる仕事に向けて、準備の詰め。
まだまだ新しい課題が出てきます。
今日も素晴らしい１日になります。感謝！！
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