前回は、夢を見せることは
コンサルタントの大切な仕事であることを書きました。
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知識や体験を与えるコンサルティングには
限界があると感じています。
もちろん、数多くの人のコンサルティングを行い、
成功失敗の原理原則を身につけることで、
顧客が成功の道を辿ろうとしているのか、
あるいは失敗に向かってしまっているのか、
これはパターン認識の世界ですので、
ある程度は判断ができることと思います。
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しかしながら、具体的に何をやるべきなのか、
あるいは何をやりたいのか?
については、本人が一番分かっていることです。
その顧客に対して、適切な質問を投げかけること。
夢を発掘するためのコンサルティングは、
この適切な質問から始まります。
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ただ、質問を投げかけるだけで進めるのは、
ある一定のラインまでです。
元々、自分自身との対話に慣れている人であれば、
適切な質問を投げかけることで、
勝手に自分の世界に入っていくことができます。
しかし、慣れていない人にとって内観は、
素人がいきなりスキューバダイビングをやるようなもの。
酸素や潜るための重りが必要ですし、
何よりもサポートが重要です。
慣れている人でさえ、自分との対話の最中に
コンサルタントに話しかけられてしまうと、対話が中断してしまいます。
知識を与えたがるコンサルタントが傾聴できないのは、
この辺りに理由があるように感じています。
「教えないコンサルタント」
私が目指している姿は、極論すれば
このように呼べるのかもしれません。
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