どんなことであれ、素人とプロフェッショナルの間には、感覚の大きな違いがあります。
私は今、鍛えたいと思っている身体感覚があります。
マラソン選手の身体感覚
マラソン選手は1キロ当たりのスピードを3秒間隔くらいでコントロールできると言います。
さっきまで1キロ4分で走っていたところ、3分57秒や4分3秒に身体感覚だけで調整できるのです。
微妙なピッチ(脚の回転数)やストライド(歩幅)の調整ができるのでしょうが、
私には信じられないほど精緻な世界です。
私など、3秒どころか、15秒間隔のコントロールも難しいです。
少し走って身体が慣れてきてからなら、15秒ならギリギリできるか・・・?
という程度です。
プロと素人の間に、圧倒的な差があることを痛感します。
ふだん意識しない呼吸感覚
最近、新たな学びを続けていますが、その1つが「呼吸」です。
ビジネスシーンに浸っていると頭ばかりをつかっています。
頭で行うのは「思考」ですが、それ以前に人間には「感情」があり、
さらにそれを支える「気」があります。
「気」は腹での呼吸、より具体的に言うと丹田への集中が必要です。
武道で声を出すときには、丹田が張っているはずです。
そして「感情」は胸中心の呼吸です。
ナレーションなどの優しい声は、この呼吸です。
最近分かったことは、これらの呼吸をしっかりとコントロールすることが
人生のコントロールにつながるということ。
なぜなら、気を高め、感情を自分の意思で操ることが、思考を制覇するからです。
思考から変えようとしても、人間は変わらないのです。
このブログでは、「思考=OS」を変えることを提唱し続けてきましたが、
それ以前に、気・感情・思考の一貫性が必要で、そのためには呼吸が必要なのです。
実は高い成果をあげているビジネスパーソンは、意識している・いないに関わらず、
呼吸が上手な人が多いように思います。
セミナーや講演を繰り返しているからか、声が通る人が多いのです。
この呼吸もトレーニングしない限り、身体感覚は高まりません。
連休以降、ずっと意識していますが、まだまだ感覚が「鈍い」のではなく、「無い」状態です。
ビジョンの解像度を高める
経営学上、ビジョンにはいくつかの意味がありますが、
私が使うときには「未来のありたい姿」を視覚的・映像的に描いたものとして使っています。
言葉ではなく、映像であることがポイントです。
マラソンや呼吸の身体感覚と同じように、
ビジョンをどれだけ精細に描くことができるのか?もトレーニングが必要だと思います。
『7つの習慣』 第2の習慣は「終わりを思い描くことからはじめる」と書かれています。
終わりとはビジョンのことですね。
私自身、今はボヤッとしたビジョンしか見えていませんが、
少しずつ解像度を高めて、ゆくゆくは精細な画像を描けるようにしたいと思っています。
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【編集後記】
横浜トライアスロンの情けない結果を受けて、
昨日は10kmランニング。
超・久しぶりに走ったので、かなりキツかったです。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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