中小企業診断士

どこを目指しているのか?で結果が変わる

今日は朝から昼まで友人とお会いし、色んな話をしてきました。
独立・起業から始まり、今後のビジネスの展開についても。

今日はそんな会話の中で出てきた、すごく当たり前なのに意識から薄れていたことに気付かされた話です。

 

組織は社長の器以上に大きくならない

これまで、それなりの数の社長にお会いしてきました。
多くの社長さん達との記憶を振り返って感じるのは、

組織は社長の器以上に大きくならない

という、良く言われていることです。

この社長なら、まだまだこの組織は伸びるんだろうなぁ~と感じることもあれば、
この社長だと、これ以上の飛躍はないどころか、徐々に苦しくなっていくんだろうなぁ~、と感じることもあります。

同じことを自分に当てはめて考えてみると、私は1人でビジネスをしているので、人数上の組織はこれ以上大きくなりません。
ただ、ビジネスの規模という点で見れば、私の事業主としての器が、そのまま事業規模の上限になっているように感じます。
私が描いている世界より大きなビジネスは絶対に出来ないでしょう。

では、ここでいう社長の器とは何でしょうか?

 

どこを目指しているのか?

それは、どのような視座から、どのような世界を目指しているのか?ということではないでしょうか。
少なくとも、現在の自分の視座から世界を見つめたら、これ以上、成長するはずがありません。

一方、まだまだ小さな会社にも関わらず、「IPOするときには・・・」というような発言を平然とする社長もいます。
この社長にとって、今の状態は通過点に過ぎず、将来の自分の視座から世界を見つめ、目指すべき目標を狙い定めているように感じます。

大風呂敷を広げているだけかもしれませんが、少なくとも風呂敷を広げない限りは、今の延長線上の世界からは逃れられないのです。
そしてどうせやるなら、現状維持の世界を見ている社長よりも、このような大風呂敷を広げている社長の夢を実現する応援をしたいと思っています。

飛躍するためには、飛躍するに足るビジョン(風呂敷)が必要なのです。

 

ありたい姿からスタートする

そんなビジョンを描くときに大事になってくるのが、このブログでは良く出てくる「ありたい姿」です。

  • 人と出会い、ありたい姿を更新し続けること
  • 特に自分より何歩も何十歩も先を歩いている人の姿から学ぶこと
  • 自分のありたい姿を人に語ることでリアリティを帯びさせること

ボケ~っと自分のありたい姿を思い浮かべるのではなく、人に会い、ヒントをもらい、
自分から語ることで「ありたい姿」を具体的な形にしていく。

そして、「ありたい姿」を元に、事業の理念やビジョンを描いていきたいです。
自分のビジネスを伸ばすためにも、それ以上に顧客のビジネス成長に貢献するためにも、自分の器をもっと大きくしたいと思います。

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【編集後記】
冒頭の友人との会話で、今後の活動について、色々なヒントをもらいました。
Nさん、ありがとうございました!!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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