ランニング・トライアスロン

プロの一言が圧倒的な差を生む

一昨日、「トータル・イマージョン・スイミング」の体験レッスンに行ってきました。
「何それ?」という人が多いと思いますが、スイミングを教えてくれるところです。
YouTubeでは恐ろしい回数、再生されているのですが、
とにかく、その動き方が美しいのです。

美しいということは、無駄や無理がないということ。
長距離を泳ぐトライアスロンのためには、是非とも習っておきたいと思い、
体験レッスンを受けてきたのです。
(トライアスロン仲間が受けていて、オススメされたのがキッカケです)

 

一言で変わってしまった!

で、結論なのですが、私の悪いところが、何と一言で改善されてしまいました。
(詳しくは後ほど・・・)

このTIスイムでは、流水プールを使ってレッスンが行われます。
流れのある水槽の中で泳ぐようなイメージです。
水中や地上にカメラが設置してあり、自分の泳ぎを、その場で確認することができます。

さらにプール内には鏡も置いてあるので、泳ぎながら自分のフォームを
見ることもできるのです。

そんな変わったプールということもあり、慣れない私の最初の泳ぎはヒドいもんでした。
浅いプールなので、数秒間泳ぐうちに、腰が落ち、足が床についてしまったのです。
(つまり、数秒しか泳げませんでした、と。)

ただ、そこでコーチが一言。
「渋屋さん、息をちゃんと吸って、肺にためて下さい。ポンプがないと沈んじゃいますよ。」
なんと、その一言を守っただけで、私の身体は、首筋からお尻まで、
水面に浮かぶようになったのでした。

「マジですか!それだけですか!!」
言葉にはしませんでしたが、頭の中はそんな感じでした。

もう1つ、もっと大事なことも教えて頂き、その場に参加した3名全員が、
キレイに浮かぶようになりました。
身体がちゃんと浮かぶようになれば、腕をまわしたり、
息継ぎをしたりすることが簡単になります。

それにしても驚きました。
私の問題点を一瞬で見抜き、一言で改善させてしまったことに。

 

一言で基本を伝えられるプロになりたい

これってスイミングに限ったことではないと思います。

経営コンサルタントが数多くの企業経営を見てきたからこそ、
「外してはいけないポイント」を把握しているような。

医者が患者の症状を数多く見てきたからこそ、
目の前の患者の症状を診ただけで疑わしき原因を特定するような。

数多くの事例を見て、(もちろん基本的な理論を知った上で)
目の前の事象に対して、即対応できるのが、真のプロでしょう。

今回の「ちゃんと吸って」という一言は、
そんな意味でも、衝撃的な瞬間でした。
プロの姿を感じると共に、純粋に成長できて楽しい体験レッスンでした。

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【編集後記】

今朝は、早朝、会社に出社する前に1時間のバイクレッスンです。
この方も説明の分かりやすいプロ。
2回レッスンの、今日が2回目です。

初レースである久米島トライアスロンが近付いてきているので、
少しでも技術を身につけたいです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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