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集団の同調圧力に負けない

連休中に改めて痛感した出来事がありました。


私は集団行動に向いていないのだな、と。

目的なく「皆が行くから自分も行く」という
判断が我慢ならないのです。

きっとそんなことを考えていたのは、
その場では私だけだったでしょう。

普段から意識していないと、
同調圧力の存在に麻痺して気づかなくなるからです。


考えてみると、会社に勤めていたときは
様々な同調圧力がありました。
どういう組織であれ、大なり小なり、存在する圧力でしょう。

・周りが出社する時間に合わせて出社する
・皆と一緒にランチに行く
・上司や先輩が残業しているから帰れない
・残業後、ラーメンに行く空気なので一緒に行く
・部や課の飲み会があるから、行かなくてはならない
・皆が2次会に行くから、行かざるをえない
・ミーティングの流れを壊さないようにする

会社に勤めていたときだけでなく、
今でもある組織に行くと感じることがあります。

全て、自分の判断で周りに合わせることには何の問題もないと思います。
問題は、自分の意思がなく、あるいは意思がないことにも気づかぬうちに、
同調圧力に流されることです。


「周りの空気を読んで、その空気に合わせろ」

というのは、どこに行っても、少なくとも私の生活圏内では感じることです。

唯一、起業家やフリーランスの集まりにおいてのみ、
その空気を感じなくなることがあります。
(そういう集まりでも空気を感じることもありますが)

これは誰も教えてくれないことですし、
私自身、独立してからはじめて明確に認識したことです。
(独立前も、独立を目指す仲間たちとの間では、
薄っすらと認識していました)

逆に言えば、独立・起業して自分らしく生きようとするならば、
絶対に欠かせない感覚だと思います。
「自分らしさ」は誰も教えてくれません。


また、コンサルタントとしても、
顧客の(特に創業)社長と会話するときには、
確実に求められる感覚でもあると感じています。

言葉を変えると、社長からは「自分の意思」を求められます。
社長に同調するのではなく、一個人としてしっかりと意思を伝える。

一人の顧客としての意見かもしれませんし、
同じチームの仲間としての意見かもしれません。

そういう第三者の意見が欲しいから
大事なお金を払ってまで、コンサルタントを雇っているのです。

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