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コンサルティングをする上で、注視するポイント

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私が10人以上の組織をコンサルティングをするときに、必ず注意して見ているポイントがあります。

 

組織・プロセスの狭間は、問題が起きやすい

それは組織間の壁だったり、プロセスの狭間です。

例えば、営業部と開発部の間で、お互いの業務範囲が不明確になっている点はないか?
マーケティングのプロセスから、営業のプロセスへ、スムーズに業務は流れているか?などです。

組織規模が5人程度までなら、この点は大きな問題にはなりにくいです。
まだ全員で全部の業務に体当たりしていることが多いからです。
そのような場合は、全員が全部の業務を分かっています。

分業している場合も、全員で会話しながら分業しているので、問題は起こりにくいです。
責任の所在も、「何かあったら社長判断」くらいは決まっているので、迷わないのです。

しかし組織が10人くらいになってくると、少し変化が起きてきます。
何名かずつのチームができて、組織による分業が行なわれるようになるからです。

それに伴って、組織間の情報格差が現れてきます。
営業チームには見えている売上や粗利の情報が、開発チームからは把握しにくくなります。
逆に開発チームが苦労している技術的なことは、営業チームには分からないことになります。

そして、各組織(チーム)は何らかの業務プロセスを担っていることが多いため、
業務プロセスがスムーズに流れない事態が発生し始めるのです。
なお、10人を大きく超える大企業は、常にこんな問題ばかり起きています。

 

業務内容やプロセスの前後をヒアリングして、問題をあぶりだしていく

この組織・業務プロセスの壁を把握するために、ヒアリングを行ないます。
以下、IT企業の例で見てみます。

  • 営業部が主体となる役割は何か?
  • 開発の見積りをするのは営業か?それとも開発者か?
  • 問い合わせがあったときに、最初に対応するのは営業か?それとも最初から開発者を連れて行くのか?
  • プロジェクト損益を管理するのは営業か?それとも開発者か?
    (プロジェクトマネージャを担当するのは営業か?それとも開発か?)
  • 案件のどのタイミングで、開発者をアサインするのか?
  • プロジェクト終了後、システムにトラブルが起きたとき、窓口となるのは営業か?それとも開発か?

これらの質問を繰り返します。
部門の役割を明確にして、どの業務が終わったら、次の業務に移れるのか?条件を明らかにします。
それを繰り返すことによって、組織間に潜む問題をあぶり出すのです。

 

問題を明らかにすれば、改善方法は後からついてくる

コンサルティングで大切なのは、真の問題を明らかにすること。
問題があやふやなまま手をつけてしまうと、全く意味のない対策を取ってしまいがちです。
ですから、自分(コンサルタント)だけでなく、顧客も一緒に、問題を認識することが大切なのです。

いくつかの典型的なパターンがありますが、その代表例が、ここで挙げた「組織・プロセス間の穴」です。
社長の右腕となる経営コンサルティングでは、特定の部門に肩入れしすぎることなく、全社視点が必要です。
その全社視点を自然と持てるのが、この組織間の穴に着目するコンサルティング手法なのです。

問題点を明らかにすれば、その改善方法・対策は自然と見えてきます。
ですから、まずは問題を明らかにすることを徹底します。
私のコンサルティングが質問中心になるのは、こういうところにも理由があるのです。

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【編集後記】
今日は「トライアスロン経営塾(マーケティング編)」第1回です。
参加者の皆さんと経営・マーケティングを楽しみたいです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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