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4つの企業グループと、それぞれの課題・支援ニーズ

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前回は企業を4つのグループに分けてみました。
急成長を狙うベンチャーの成長過程を追ってみたり、最初から安定成長を狙っている企業の存在をご紹介しました。

 

企業ごとに異なる課題・支援ニーズ

経営コンサルタントとして、プロジェクトのメンバーとして、あるいは社員として。
これまで数多くの企業に関わってきました。
昨日ご紹介した分類では、私が関わったことがないのは左上の企業だけです。
(日本で一番少ないのが左上の企業でしょう)

この4つのグループ毎に、典型的な課題や支援ニーズは全く異なります。

急成長を望むベンチャー(左下)の場合

創業メンバーは錚々たるメンバーが揃っていることが多いもの。
したがって戦略面などは、外部からの支援は必要ないことが多いと感じます。
ただ、そうは言っても人も資金も少ないベンチャー企業です。
日々の運営業務(オペレーション)がまわらないことは、良く聴く話です。

マーケティングに長けた創業メンバーがいない場合には、マーケティング支援が必要になります。
また資金調達によってレバレッジを利かせるのが、この左下グループの特徴ですから、CFO(Chief Financial Officer)を求められることも多いです。
私が過去に関わったことのあるベンチャーでは、中小企業診断士にCFOの業務を委託していました。
また業務が回らないのでCOO的な人材を望む声も良く聴きます。

急成長志向の大企業(左上)の場合

左下のベンチャーが見事成長し、左上に到達したときには・・
私、この領域の会社と直接関わったことがありませんので、なかなか課題がイメージできません。。
ただ1つ、間違いないのは経営者が変わった後。
ゼロからイチを見事に立ち上げた創業者から、経営を引き継いでいく過程で、ビジョン・ミッションをしっかり渡せることです。

会社はいつまでも急成長し続けることはできません。
どこかで必ず、量から質への転換をはかるときが来ます。
そのようなときに何を守り、何を変えていくのか?
企業の存在価値を問われると共に、経営者の手腕が問われます。

一般的な大企業(右上)の場合

大企業(右上)は、ある日突然は生まれません。
小さな組織が成長し、大企業になっていきます。
その過程は前回の記事でご紹介した通り、左下→左上→右上となります。
つまりどこかで成長エンジンを失ったたため、安定成長を目指さざるを得ないことが、
狙って安定成長にいる(一部の)右下の企業群とは異なる点です。

個人的には、一番ヤバイと思っているのが、この右上にいる企業に勤めている会社員です。
なぜなら右上の企業群は以下のような特徴があるためです。

  • 意思決定速度が遅い(無駄な承認プロセスを経るため)
  • 部門間の壁が高くて営業全般を見渡す視点が身につかない
  • 給料は高いので、他の会社への転職や、独立・起業のハードルが高い
    (余談ですが、私が独立に時間がかかったのも、このためです)
  • 「大企業」というプライドが邪魔して、横柄な態度の人が多い(特に中高年)

ますます日本企業は厳しい環境に置かれていきますが、
多くの従業員を雇っていたり、立派なビルを持っていたり、大企業は固定費が高いのです。
今は大丈夫でも、ある臨界点を下回った途端、崩れるのは速いでしょう。

この企業においては、過去の成功体験に縛られず、新たな事業を起こせる人材が求められます。
既存のチャネルとか、海外とのつながりとか、優秀な人材とか、
大企業にしかない経営資源を存分に活用できる人材が必要でしょう。

安定成長を意図的に狙っている企業(右下)の場合

右下の企業は大きく分けて、さらに2種類存在します。
1つは「狙って意図的に安定成長を狙っている企業」です。
もう1つは「本当は成長したいのに成長できず、意図せず中小企業に留まっている企業」です。

まずは前者についてです。
成長速度をコントロールしようとするくらいですから、経営者は優秀ですし、誠実な方が多いです。
さらに自社の経営理念をしっかりと持っています。

とは言え中小企業ですから、資金や人材など、足らないことが多いのも事実です。
より会社を良くしようと思ったときに足りないスキルがあることも多いでしょう。
したがって、地に足の着いたスキルを持っているコンサルタントが重宝されると思います。

意図せず成長できずスモールビジネスになっている企業(右下)の場合

世の中で最も数が多いのがこのグループです。
数が多い分、社長のキャラクターも様々です。

必死に成長しようと努力を重ねている社長もあれば、
毎日飲んでばかりのグウタラ社長もいます。
支援するコンサルタントの立場からすれば、どういう社長なのか?を見極めることが第一歩です。

私の場合、自分(社長)自身が成長する意欲があるのかどうか?を、最初に見ます。
で、自分は何も変えるつもりがなく、「コンサルに全部お願いすれば良いだろう」という姿勢の社長とは、
いち早く距離を置くようにしています。

私が仕事に望むことの1つは「成長する意欲のある顧客と一緒に成長すること」ですから、
他人に依存している人を助けるのは、私のミッションではないからです。

成長する意欲さえあれば、何らかのキッカケで変化し、成長していくことができます。
そのキッカケの代表例は「売れる仕組みをつくること」です。
実際、コンサル前は非常に経営が苦しかった会社が、安定成長に入った例はいくつもあります。
売れる仕組みをつくり、その仕組みをチェックする運営体制ができれば、スモールビジネスは必ず成長します。

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【編集後記】
今日は木更津トライアスロンです。
前回の福岡トライアスロンで「暑さへの弱さ」が露呈したのですが、
今回はどこまで我慢できるでしょうか・・

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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