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IT企業の戦略は「技術」と「何か」を掛け合わせる

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戦略の基本は「誰に?」「何を?」「どのように?」届けるか。
極論言えば、この言葉に集約されます。
業種・業態に関わらず、全ての企業に共通する基本です。

 

戦略を考える上での基本

「誰に?」は顧客であり、市場です。
その顧客が「お腹を満たしたい」「最新スポーツニュースを入手したい」「東京駅まで移動したい」というような欲求を持ちます。
その欲求を叶えるものが「何を?」であり、言葉を変えると「価値」になります。

「お腹を満たしたい」と思ったときに、それを充足するための手段として思いつく全ての選択肢が競合です。
マクドナルドにとっての競合はモスバーガーやベッカーズだけでなく、レストラン、スタバ、蕎麦屋も、コンビニ、スーパーも競合になるということです。

「どのように?」は具体的な商品やサービスです。
「最新スポーツニュースを入手したい」という欲求を叶えるために、スポーツ新聞もあれば、ネットニュースもあれば、それをスマホアプリという形で提供するかもしれません。

「誰に?」「何を?」「どのように?」これらをグルグルと考えながら、精度を高めていくのです。

 

IT企業が自社の独自資源を磨くための考え方

IT企業も、この基本から外れることはありません。
まずは「誰に?」「何を?」「どのように?」を徹底的に磨き上げることが必要です。

その次に、具体的な「どのように?(商品・サービス)」を提供するために必要なリソース(独自資源)を考えます。
リソースには様々な種類があります。詳細はこちらの記事をご覧下さい。

IT企業が新たな商品・サービスを提供するためには、多くの場合、「技術力」が必要になります。
IT企業の礎が「技術力」であることに異論はないでしょう。

ただし、技術力と言っても様々なことがあります。

  • 事業アイデアを形に変えるのが得意なのか?
  • 「データベース」のように特定分野の技術に詳しいのか?
  • 「ITIL」や「プロジェクトマネジメント」のようなプロセス・フレームワークの実践経験が豊富なのか?

技術を元に考え始めるとキリがありません。
ですから、考える上で必要な前提条件が、「誰に?」「何を?」「どのように?」なのです。

 

技術と何が掛け合わさっているか?

ここまで考えて、その技術力を育成していく方向性が定まれば、戦略としては精度が上がっているでしょう。
ただ1点、確認をしておきましょう。

貴社の強みは「技術力」(上で定義したもの)と何が掛け合わさっているでしょうか?

仮に強みとする技術力が「UIがイケてるWebシステム」だったとすると、
「それ以外の強み」が掛け合わさっているか?を確認するのです。

「小売店」に特化した「UIがイケてるWebシステム」と言うように業界特化しても良いでしょう。
「UIがイケてるWebシステム秘書」と業務の一部を切り出しても専門性が高まります。
「面白いコンテンツ専門」の「UIがイケてるWebシステム」などとすると、顧客へのインパクトは大きいでしょう。

なぜこのような提案をするのかと言えば、技術力だけだと強い会社はいくらでもあるからです。
しかも顧客に覚えてもらうことができません。

だから不要な競争を避けて、しかも顧客にしっかりと覚えてもらうために、
業界や業務プロセス、あるいは利用シーンを提案することで、自社の独自のポジションを確立できるようになります。

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【編集後記】
今日は午前と午後に1件ずつ企業コンサルティング。
夜に雑誌の取材に応じることになりました。
撮影もあるとのことで、週末に髪を切りに行っとけば良かったです。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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