menu

独立してデメリットだと感じられる3つのこと

「独立すると自由で良いですよね!」

などと会社員の方に無邪気に言われると、正直、少しイラっとすることがあります。
独立するのは、そんなにラクなことじゃありませんから、万人には絶対に薦めません。
むしろ会社員のままでいる方が、ラクなことも多いのです。

それでも私が会社を辞めたのは、自分で商品・サービスを企画し、販売、提供、改善と言った全ての工程に関わりたかったからです。
顧客と接する場に居続けたかったのです。
また、事業戦略は自分で決めたかったですし、だから人に指図されるのが嫌になったのです。

だから大変な目に遭うことも想定しつつ、踏ん切りをつけて独立したのです。
それ以来、実際にデメリットだと感じたことを挙げてみます。

 

自分で手を動かさなければならない

1つ目は、自分自身で手を動かさなければならないことです。
独立直後は、人を雇う(外注を含めて)金銭的余裕がありません。

ですから資料のコピーも、経費の入力も、領収書を送付するのも、
全て自分でやる必要があります。

特に私は会社員時代、大企業の管理職だったこともあり、
イメージと方向性だけメンバーに伝えれば、後はメンバーがやってくれる、恵まれた環境にいました。
ですから、独立後は余計に苦労しました。

ExcelやWordの操作すら、そんなに得意ではなかったので(今もですが・・)、
資料1つ作るにも、時間が掛かってしまったり、操作を調べることになったり。
私の会社員時代のように、手を動かしてくれる人がいる場合は、特に要注意です。

なお独立後、ずっとその状態が続くかと言えば、必ずしもそうではありません。
外注を使ったり、秘書を雇ったりすれば、多少は手を動かすことを減らせるでしょう。

ただ、フリーランスや小さい会社の社長である以上、
自分の個人としての戦闘力を高く保つことは必須です。
(私は会社の中に居続けて、自分の将来戦闘力に不安を感じ始めたので、独立したという経緯もあります)

 

有給休暇がない

2つ目は有給休暇がないことです。

カレンダーの休日に加えて、年間20日もの休む権利がある。
しかも会社によっては、さらに夏休みや創業記念日なども有給で得られるなんて。
今思うとパラダイス以外の何物でもありません。

労基署の監督が厳しくなり、サービス残業も減ってきました。
土日に働いたり、定時より長く働くだけで時間単価が上がり、給料が増えてしまう。
余談ですが、土日と残業のおかげで、手取りが基本給の3倍になったことがありました。
会社員バンザイ!!

独立すれば、いつ休むのかは自由です。
実際に独立して以来、私はいつでも休めます。
でも、仕組みができていなければ、休んだ分、確実に収入は下がるんです。

1年半ほど前、家族やその友達の3家族でグアムに行きました。
去年の夏は家族でシンガポール旅行に行きました。
いや〜、楽しかったですよ。収入が途絶えたこと以外は。

ただ、この状態も、必ずしも続くわけではありません。
自分自身が動かなくてもビジネスが動く仕組みを作れるかどうか。

私はまだまだ、安心して休める状況にはなっていません。
収入がゼロにはなりませんが、当然、ずっと休んで生きていけるわけではありません。
この「仕組みづくり」は、自分で事業を営もうとする人にとって、高いハードルだと感じています。
実際、この仕組みづくりができている人は、私の周囲の士業・コンサルタントではかなり少数派、というか、ほとんど居ない状態です。

 

自分で仕事を獲得しなければならない

ここまでは仕事がある前提で独立のことを書いてきましたが、
当然のことながら、一番最初の苦労は、仕事を獲得することです。

これまで営業経験があるかないかは関係ありません。
仕事が獲得できなければ、それは食えないこと、つまり死を意味します。

実力があるかないか、過去のキャリアがどうであるかも関係ありません。
士業の先生方の中には、「私が営業するなんて・・」と営業を卑下する方がいらっしゃいますが、
売らずして成り立つビジネスなど、この世にありません。
NPOですら、カネが回らなくなれば、事業継続できないのです。

過去にどんな素晴らしい経歴を積んでいようとも、
実際に凄まじい実力者であろうとも、
顧客に知ってもらい、興味を持ってもらい、買ってもらわなければ、その力を示すこともできません。

独立するということは、自分自身の手で仕事を獲得する使命を負うことでもあります。

まぁ、その醍醐味を味わいたくて独立したのですが。
独立を目指すなら、マーケティング・営業を自分のモノとする必要があります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
今日は前もって予定は入れず、バイクでロングライドに行こうと思っていましたが、
イマイチ身体がシャキッとしないので、やりたいと思っていた仕事に着手しています。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メルマガ 『非常識なコンサルタント』】
独立・起業を目指す方、特に自分らしく働き・生きたい方。
コンサルティングを事業の軸にしたい方に向けたメルマガを配信しています。
こちらから登録できます。

【Facebookページはこちら
「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせを受け取れます。
たまに気になるニュースなども通知しています。

ブログ村ランキングに参加しています!
応援のクリックをしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村

絞る前に広げまくるのもアリでは

企業活動の基本とは

関連記事

  1. 所属・帰属の前に「自分」を定義する

    昨日は中小企業診断士受験生を応援する集団、「タキプロ」の集まりに行ってきました。数多くの中小企業…

  2. 【独立のリアル】独立するときに事務所は必要ですか?

    独立について尋ねられるときに良くある質問です。「事務所はどうしていますか?」私自身は現在…

  3. 情熱を持てない、没頭できない事業はやらない

    昨日は月に1度参加している定例のセミナー。キレイに昨日も一刀両断されました。前々回、キレイに…

  4. 独立直後と現在のスケジュールの違い

    独立してから現在まで、少しずつ時間の組み立て方を変えてきています。仕事を詰め…

  5. タダ、500円のセミナーは止めよう

    私の知る限り、士業の世界では、あちらこちらで勉強会が行われています。お互いに研鑽する活動ですから…

  6. セミナー主催の段取り【会場・告知メディア・事務】

    セミナー主催の段取りの続きです。前回は企画〜告知について、告知に必要な値段設定について書きました…

  7. フリーランスの私がブログやメルマガで情報発信し続ける理由

    毎日ブログを更新して、もう5年(と少し)過ぎました。これだけ毎日書いていれば、少しはラクになるか…

  8. 独立・起業に必要な、たった1つの覚悟

    先日、ある方と「独立・起業に必要な覚悟」についての話になりました。具体的に、どんな「覚悟」が必要…

最近の記事

最近読んだ本

PAGE TOP