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ITをコストではなく投資とみなせるか?

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システム(IT)をコストとして見るのか?投資としてみるのか?
この視点の違いは、その後のビジネスにおける分水嶺であると感じています。

 

IT投資に対する姿勢と売上・経常利益の関係

2016年版中小企業白書によるとIT投資の有無と企業の売上高および経常利益には、明確な相関があります。

it

 

2016年版中小企業白書 第2-2-1図

すなわちIT投資を行なっている企業は、行っていない企業と比べて、どちらの水準も高いのです。

ITを「投資」とみなすことができると、経営は良い方向に向かっていきます。
一方で多くの社長と会話をしていると、ITを「コスト」としてしか見ていない方もいらっしゃいます。
残念に思いつつ、まだまだ啓蒙活動が足りないと反省するのです。

 

ITの2つの側面

なおITには2つの側面があります。
従来より言われている「効率化」と、最近増えてきている「新たな価値の創造」です。

今まで人手をかけて行なってきたことをITにて行なえば「効率化」ができるでしょう。
例えば経理の入力を人がやっていたものを、オンラインの銀行口座と連携して自動入力してもらう。
人間は空いた時間で、管理会計を行なってお金の面での意思決定に集中できるかもしれません。

一方で、最近増えてきているのは「新たな価値の創造」です。
オンラインの銀行口座と連携した結果、自社の資金状況を分析してくれて、投資の意思決定支援や、融資・資産運用などのアドバイスをしてくれる。
そんなサービスが出てくるのも時間の問題でしょう。
(個人向けのサービスは既に世に出ていますが、企業向けのものは私はまだ知りません)

新たな価値が創造できれば、その企業の売上高は増えます。
さらに効率化ができれば、利益が増えます。

 

IT化の余地はまだまだ、まだまだ・・

IT化・システム化できるところは、まだまだ残っています。
残っていると言うより「余地しかない」くらいに感じるのです。

  • 工場で職人さんが産業用機器を毎回設定しなおしている(→人工知能に学習させれば)
  • 畑でお婆さんが腰を痛そうにしている(→ロボットに任せれば)
  • 信号が赤に変わっているのにギリギリ?通過していく車が危ない(→早く自動運転に。あるいはドライブレコーダーや信号のセンサーから常に警察が自動検挙)

ただ思いついたものを書きましたが、日々街中を歩いているだけで、「IT化すれば良いのに」と毎日何回も思います。

なおこういうことを書くと「仕事を奪われる」的な発言をする人が一定数出てきます。
それは視点が短絡的過ぎですよ、と思います。
これまでの産業革命を振り返ってみても、技術革新のたびに人がやる仕事は変わってきているのです。

仕事が変わっていくのは必然です。
必然であり、しかもその変化が早くなっているので、人がやる仕事も早く変化していきます。
一生涯、同じ仕事をし続ける人なんて、今後はなくなっていくでしょう。
ですから「仕事を奪われる」で思考停止するのではなく、自ら学んで次の仕事に進めば良いのです。

これは個人に対してだけでなく、企業に対しても言えることです。
ITを活用して変化し続ける企業だけが、生き残っていけるのではないでしょうか。
厳しいようですが、私はそれが近い将来の現実だと思っています。

ちなみにITに強い人の方が、人の本質に迫り、人を大事にしていると私は感じています。

人を大切にするためにも、ITを積極的に活用していきたいですね。

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【編集後記】
今日は仕事2件と仲間との昼・夜と会食が2件。
時間がタイトですが、楽しみます!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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