独立・起業

【独立のリアル】仕事が減っても焦らなくなった理由

独立してから今日まで、仕事の新陳代謝を繰り返してきました。
それは言い方を変えれば、それだけの仕事を失ってきたということです。

 

初めて仕事を捨てたとき

独立後、最初にある仕事を捨てたのには、明確な理由がありました。

「自分じゃなくてもできる仕事」
「他者が作ったルールに従っているだけ」
「顧客である中小企業の社長に対して、お役に立てている実感がない」

ある公的機関での仕事だったのですが、
こんなことを感じていたので、長く続けることができませんでした。

私が独立した理由は、理想とする顧客に、
自分でなければ提供できない価値を提供したかったから。
そして何よりも顧客に喜んで欲しかったから。

リスクを負って(と、会社員の頃は考えていました)まで、独立したのだから、
会社員のときと同じ縛られ方をする必要はない。
そう考えて、月に10万円以上の収入になっていた仕事を捨てたのです。

 

焦りよりも期待の方が大きい

独立して半年も経っていないこの時期。
本当はとにかく売上が欲しい頃でした。
当時の売上構成で、この公的機関の仕事を捨て、
月に10万円以上減るのは、正直、かなりの痛手でした。

焦りがなかったと言えば、ウソになります。
いえ、実際にはかなり焦っていたと思います。

ただ、焦りよりも期待の方が大きかったのです。
この仕事を捨てたことによって、週1日の時間が空くようになりました。
週1日、月4日。
「これで失った分以上を、自分が望む仕事で満たせば良いんだ」
と考えていました。

自分がやりたい仕事を獲得する。
それを想像していたら、焦りよりも期待の方が大きくなったのでした。

ちなみにこのときは、約2ヶ月後に、週1日で月額30万円の仕事を獲得し、
より良い仕事ができるようになりました。
金額が増えたことが嬉しかったのはもちろんですが、
それ以上に、自分が必要とされ、望む仕事内容に近づいたのです。

 

「捨てれば得られる」はホント

よく先輩から、「仕事は捨てれば、新しいのが入ってくる」と聴いていましたが、
「本当にそんなに上手く行くのか?」と懐疑的に思っていたのでした。

でも実際に、捨てたら入ってきたのです。
それ以来、自ら捨てるパターンと、顧客から契約終了を言い渡されるパターン、
色々ありながら、いくつもの仕事を捨ててきました。

その度に、捨てた分が不思議と入ってきました。
おかげさまで仕事が大きく途絶えたことは、独立以来、一度もありません。

ただ、仕事が入ってくる流れは、自分なりに作れていたのでは、とも感じています。
人間関係を広げ、深め、そして自分が提供できる価値を示し続けたことが効いています。

また、このブログ(Web)やメルマガにおける情報発信も非常に役立っています。
この1ヶ月は、一度もお会いしたことのない方から、
コンサルティングなどの依頼をいただくことが増えました。

人事を尽くして天命を待つではありませんが、
やることをやっていれば、捨てた後には、何かが入ってくるのだと思います。
言うまでもなく、何もやらずに口を開けて待っていたら、
何も入ってこなかっただろうと推測します。

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【編集後記】
最近、「気が上がる」場所に行くことを重視しています。
今日も午後にあるホテルのラウンジでミーティング予定。
色々比較して、自分にとって良い場所を発掘したいです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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