日々の気付き

日常に変化をつけることで気付くこと

たびたび書いていましたが、先週は家族でシンガポールに行っていました。
こういう変化を生活に取り入れるのは、やはり大事だと感じました。
街中を歩きながら感じたことをお伝えします。

 

日本はまだまだ世界で戦える

シンガポールは世界の頭脳が集まっていると言っても過言ではないでしょう。
そんな国ですが、街中を歩いていると、日本では当然のことが
まだまだ浸透していないことに気付きます。

例えばショッピングモールやホテルの入口。
暑い外を歩いていると、この入口から強烈に涼しい風が出てきます。
気持ち良くてありがたいのですが、空調効率を考えると、
これだけ空気が外に流れ出るのはもったいないです。
おそらく、日本では一般的なエアカーテンが導入されていないのでしょう。

それからコンビニに並ぶ長蛇の列。
最初は店員さんの対応スピードが遅いのかと思いました。
他国を見てきたときに頻繁に感じていたことだからです。
でも、シンガポールの店員さんの対応は、そう遅くありませんでした。

私が気になったのは、商品陳列です。
お客さんの動線が考えられていないため、店内が混雑しやすいのです。
これも日本のスーパーやコンビニでは常識的に設計されているものです。

・・などなど。
少し街中を歩いただけで、「日本はまだまだ世界で戦える」と感じたのです。
おそらくビジネスの現場に入れば、もっと気付くことがあるでしょう。

 

戦略思考を取り入れたい

一方で、すげぇ~と思ったのは、戦略的な街づくりです。
日本のように、その土地を持っている人が、そこだけ個別最適で作っているのとは対照的でした。

聞くところによると、国による地上げが普通に行なわれているそうです。
日本では地主が反発することで街づくりが遅れるなんて日常茶飯事ですが、
シンガポールではそうはいかない模様。
国としての歴史が短いからなのか?理由は分かりませんが、国が個人の土地をバシバシ買っているそうです。

そのため、今の港は2020年頃には次の場所に引っ越すとか、
空港の次にできるターミナルは、これまでのターミナル全てを合わせた広さだとか、
戦略的な動きが可能になっています。

日本は色んな利権が複雑に絡まって、何をするにも動きが遅くなりがち。
しかも遅くなった上に全体としての戦略優先ではなく、個別最適な結果になることが大半です。

少なくとも制約条件が先行する日本においては、
こんな建物は建てられなかったのだろうなぁ~と推察するのです。

サンズ

産業を自ら発展させていこうとする、戦略的な思考は日本も見習いたいところです。

こんな風に、いつもと同じ生活を繰り返していただけでは気付かないことが見えました。
海外に頻繁に行くことはできませんが、日常に変化を取り入れるのは、
こういう差に気付くトレーニングにもなります。

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【編集後記】
昨日は爆睡でした。
旅の疲れが溜まっていたのかもしれません。
今日から元気に通常営業モードです!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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