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人を活かす意義:ドラッカー読書勉強会レポート

昨日、3回目となったドラッカー読書勉強会を行いました。
過去2回同様、今回もしびれました!

今回の範囲は、『マネジメント エッセンシャル版』以下の2章でした。

第2章 公的機関の成果
第3章 仕事と人間

第2章の議論も熱かったのですが、第3章は個人的にかなりしびれましたので、
こちらを中心にレポートします。
ちなみに、この第3章が、『マネジメント エッセンシャル版』の中で、最も読みにくいところだそう。
この難解なところを、これ以上ない水先案内人(藤田さん)によって導かれたことは、幸運に極みです。

 

知識労働者とは?

今さら私がここに書くまでもなく、私たちの仕事は知識を中心としたものに変わってきました。
このブログをお読みの方の大半も、知識労働者でしょう。

ちなみに知識労働者の最も分かりやすい定義は、「資源を自分の内面に持つ人」のことだそう。
相対するのが、お金や土地、工場などのように資源を外に持つ仕事です。

私たちの多くは、その資源を自分の内面(脳ミソ)に持っています。
しかし、それは財務諸表には現れないし、
内面にあるものだから、売買もできません。状態も分かりません。

知識という内部資源を元に、成果に対して貢献する。
そんな知識労働者が活き活きと働ける組織作りが、その組織の成果に大きく影響してくる。
書いてみると当たり前のことですね。

ただ、実際にはその当たり前のマネジメントができていない。
某企業のように、利益水増しのために何かを強要するような組織で、
知識労働者が活き活きと働けるはずがありません。
そこまでいかなくとも、各人が活き活きと働けない組織のなんと多いことか。

 

仕事と労働

ここが分かりにくかったところなのですが、ドラッカーは私たちが普段、何気なく「仕事」と言っていることを「仕事」と「労働」に分けています。

私の理解では「仕事」は「業務プロセス」のこと。
成果が上がるように設計された「業務プロセス」がなければ、知識労働者がどんなに頑張っても空回りするだけです。
まずはこの業務プロセスをしっかりと設計する必要があります。

そして「労働」。これは人間の感情を中心とした「働き方」や「働く環境」を示しているように感じました。
どんなに素晴らしく設計された業務プロセスがあっても、
それが人間にとって気持よく遂行できるプロセス・環境でなければ、人は活き活きと働くことができません。
結果、成果も出ないわけです。

ドラッカーは人を大事にすることから、情に熱い人ね、と言われることもありますが、
経済学者でもあったドラッカーはリアリストです。
成果を出すために、業務プロセスと働き方・環境の両面をマネジメントすることが必要だと考えたのでしょう。

 

社長の最たる悩みは「人」

日々、社長の相談を受けていますが、その多くは「人」「組織」に関する問題です。

  • 社員が自主的に動いてくれない
  • 社員のモチベーションが上がらない
  • 社員とコミュニケーションが上手く取れない
  • この仕事を社員に任せるべきか、自分(社長)がやり続けるべきか

などなど、悩みは絶えないのです。

小さな会社の社長は、そのビジネスを立ち上げたプロかもしれませんが、
マネジメントのプロではありません。
ですから、経営コンサルタントが人や組織に関する原理原則を身につけて、
社長の悩みの助けになれれば良いな、と思います。

今まで私個人的には、戦略やマーケティングでドラッカーを活用していましたが、
人や組織においても、かなり有効に活用できそうだということが分かりました。

それにしても毎度、難解なことをとても分かりやすく説明して下さる、
講師の藤田さんに感謝です!
既に第4回の日程も決まっていますので、ご興味のある方はこちらで確認してみて下さい。

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【編集後記】
この週末は、今シーズン最大の山場レース、五島長崎国際トライアスロンです。
これから長崎に向けて飛び立ちます。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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