独立・起業

その仕事、お金を出しているのは誰ですか?

「やる気のある、前向きな顧客と仕事をしたい」

コンサルティングやセミナー講師などをしていると、必ず感じることです。

 

どんな人と仕事をしたいですか?

この条件を満たしていない、つまり「やる気がなくて、ネガティブな人」と仕事をしてしまうと、
人間関係・信頼関係の構築をゼロからではなく、マイナスから始めることになります。
セミナーのときなど、こういう人が一人でもいると、場の雰囲気が悪くなります。
(ありがたいことに、私が主催したセミナーでそういう方に出会ったことはありません。
他の方のセミナーで、そういう参加者がいて、嫌な思いをしたことはありますが。。)

もちろん、マイナスをゼロにするまでの仕事にも価値があると思います。
ただ、そこを専門にしていない私にとって、そこに手を出すほどゆとりはありません。
私の仕事は、ゼロから始める(始めた)人を加速させることです。

そのため、「やる気のある、前向きな顧客」かどうかを見極めることは、私にとって死活問題です。
見極めようとする際、一点、気にしていることがあります。

 

本人がお金を出しているか?

それは本人がお金を出しているか?です。

個人相手の商売であれば、「お金を出す人=サービスを受ける人」です。
しかし、企業相手の商売となると、そうではないことが増えてきます。

例えば、企業研修。
お金を出すのは人事部や事業部門のマネージャだったりするのですが、
研修を受ける人は別の人。

それ以前に、会社の研修というだけで、「受けさせられている」という意識で
参加する人は、必ず一定数、存在します。

創業社長が自分が学ぶために研修に出るときは違います。
ほぼ「会社のお金=自分のお金」に近いので、
意識を高く持って参加されています。

補助金の取得支援もお金を出す人とサービスを受ける人が異なります。
支援する人は企業からお金をもらいますが、
そのお金は企業が自分のお財布から出すのではなく、
国からもらった補助金の一部をコンサルに払うのです。
自分の財布が傷まない以上、意識の低い人が現れても不思議ではありません。

公的機関の仕事もこの傾向があります。
経営相談員が企業の相談に乗りますが、この企業がお金を払うわけではありません。
元をたどれば、税金であることがほとんどです。
このケースでも、意識が低い人が現れやすいです。

 

自分でお金を出す人を優先

そう考えると、自分の財布に痛みを感じながら購入して下さる方を優先したくなります。
覚悟が違いますから。

大手企業の社員研修とかは、売上金額的には嬉しいのですが、
ここで述べた理由により、必ずしも参加者の意識が高くありません。
バランスの難しいところです。

長い目で見たら、直近の売上よりも、意識の高い人にサービスを提供していきたいです。
そういう方と出会うためにも、私自身がそういう空気を自然と出せるようになりたいです。

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【編集後記】
今日は午前も午後も、コンサルティング。
先ほど1件終了。売上を伸ばし、利益を増やすためのアイデア出しでした。
午後も商品企画や販売施策の検討支援です。
集中していきますよ~。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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