中小企業診断士

中小企業診断士は合格したときが「真の学び」のスタート

最近、強く感じていることです。
中小企業診断士は、合格してからが本当の学びだなぁ~と。

今、2次筆記試験の結果を待っている最中の方もいらっしゃるでしょう。
合格していたら、これからは本当に自分が学びたいことを学べます!
(私は合格したとき、心からそう思いました)

 

中小企業診断士の試験は「浅く広く」

診断士の試験は、他の士業試験と比べると、とにかく浅く・広くが特徴です。
この試験勉強を経た結果、経営に関する用語で全く意味の分からないものは、ほぼなくなりました。
「あの分野に関することだろうな」くらいは当たりがつくようになりました。

その一方、診断士の勉強で学んだことだけでは、どの分野においても戦えない、と実感します。
戦略論は学んだけれど、戦略コンサルとして即戦力にはなれません。経営者にもなれません。
情報システムは学んだけれど、ITコンサルとして即戦力にはなれません。システムも構築できません。

つまり、どの科目を通じて学んだことも、あくまでも概論であって、実務に直結しないのです。
最初からある程度、分かっていたことですが、独立をして、余計にそのことを強く感じています。

 

だからT字スキルが求められる

だからこそ、実務に直結する専門分野が求められます。

私の場合で言えば、即戦力になるのは、情報システム。
あとは診断士の科目には直結しませんが、管理職として行ってきた業務の標準化や見える化。
独立してから大半の仕事が、これらのスキルと関連しています。

そして、診断士取得後から、急ピッチで学んでいるのがマーケティング。
おかげで実践もできていますし、実績もできてきました。
現代のマーケティングはシステムと切り離しては考えられないので、
元々の強みであるITとシナジーも働いているように感じています。

あなたも、単に診断士であるだけでなく、
具体的に何ができるか?という実践スキルを磨き続ける必要があるでしょう。

 

顧客に成長してもらうには、自分が成長することから

コンサルティングの仕事は、結果に着目すれば、顧客に成長してもらう仕事です。
そのため、顧客には痛い思いをしてまで変わってもらう必要があるかもしれません。

どんなコンサルタントに背中を押されたら変化できるでしょうか?
私なりの答えは、そのコンサルタント自身が、日々、変化していることです。
学びを止めてしまった人に、何を言われても説得力がありません。
恐ろしく学び、変化している人に言われるからこそ、「やってみようか」という気になるのでは、と思います。

自分のためにも、顧客のためにも、資格を取得したとき以上に、学び続けていきたいですね。

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【編集後記】
ビジネス書以外を読み始めて、広い視野での学びが加速しています。
仕事に直結するわけではありませんが、こちらの学びも続けていきます。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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