中小企業診断士

中小企業診断士は、もっとガッツリ稼ぐべきだと思う

中小企業診断士を取得している人たちは、いったい、どれくらい稼いでいるのでしょうか?

<スポンサードリンク>



中小企業診断士の年収は、会社員の平均並み?

診断士の年収に関するアンケートデータが書かれていました。
以下のグラフは、私がその記事を元に作成したもの。表は抜粋です。

診断士年収 診断士年収_表

このうち、年収3,001万円以上を除いた平均は、739.3万円とのことです。

また、中小企業診断士の年齢構成は50代の比率が最も高く、40代、60代と続いているそうです。
年齢構成の高さを考慮すると、この平均年収739.3万円は、正社員として就業しているビジネスパーソンとほぼ変わりません。
50代の平均年収が721万円だからです。

アンケートデータには、注意しなければならない点がいくつかあるので、単純な比較はできません。
ただ、それでも私は、「診断士、これでいいのか?」と危機感を感じてしまいました。
人の会社の経営にアドバイスをするコンサルタントが、自分自身は稼いでいないというのは、どうなんでしょうか?

年収という瞬間的な数字に振りまわされる人生を歩むつもりはありませんが、
それでも自分が社長の立場にあったなら、少なくとも稼いでいるコンサルタントに、仕事を依頼したいです。

個人的な感覚ですが、平均値で見ても、この2倍・3倍くらいにはなって欲しいものです。

 

高い価値を提供できているか?

私は単に中小企業診断士が稼げれば良い、と思っているわけではありません。
むしろ、成長した企業が増えることの方が大事です。

日本に散らばっている、約2万人の中小企業診断士が、もっともっと顧客に高い価値を提供する。
その価値を受けた企業が成長する。
その「結果として」、中小企業診断士が今までよりも稼ぐ、という流れが必要です。

間違っても、企業に何の価値も提供せず、結果を残せなかった中小企業診断士が、
高い報酬を分捕っていく世界を描いているわけではありません。

私自身、どうすれば、今よりもっと高い価値を提供できるのか?悩み続けています。

 

顧客企業の成果にコミットする

少なくとも高い価値を提供するためには、成果にコミットする中小企業診断士が増える必要がありそうです。
現在のように、

  • 月に1日の顧問契約を結んでいるから、月に何十万円とか、
  • 1回顧客を訪問したら、何万円とか、

そういうことではなく、顧客企業の成長・成果をコミットすることから報酬を得るようなモデルに変わっていきたいです。
中小企業診断士の働き方自体も、もっと変わっていかなければなりません。

偉そうなことを書きましたが、私自身、まだまだ出来ていないことばかりです。
これらが全てではありませんが、理想に近い世界を描いてみることで、
そこに一歩、近づけるのではと思い、記事にしてみました。

<スポンサードリンク>



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
今晩は顧客企業の歓迎会でした。
会社の中でコミュニケーションをはかる場として、どうしても研究的な目で見てしまいます。。
外の人間なのに、社員同様に呼んでいただき、ありがたかったです。
存分に楽しんできました。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Facebookページはこちら
「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせを受け取れます。
たまに気になるニュースなども通知しています。

ブログ村ランキングに参加しています!
応援のクリックをしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村