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会社の創業期における課題

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会社が生まれ、徐々に成長し、成熟していきます。
組織は生まれてから、それぞれのステージで典型的な課題が生じます。
今回は、この課題について考えてみます。

 

組織の成長ステージ

組織を考える前に、私たち人間を見てみましょう。
私たちが生まれたときの課題は、愛情をたっぷり受け取ることだったり、
とにかく生きぬくことだったりするでしょう。

小学生くらいにまで成長すると課題も大きく変わってきます。
友達と仲良くすること。新しい経験をたくさんすること。規則正しい生活をすること。
あるいは善悪の区別をつけ、道徳を身につけ始めることかもしれません。

このように、人間は成長に合わせて課題が変わってきます。
同じように、組織もそれぞれのステージで課題が異なるのです。

組織の成長モデルとして、

1.創業期、2.成長期、3.成熟期、4.衰退期

の4つに分けて考えてみます。
(「組織ライフサイクルモデル」という考え方があるのですが、4つの段階の名前が分かりにくいので変更しました。)
今回は創業期の主な課題についてです。

 

創業期の最大の課題

起業家によって組織が立ち上げられたばかりの段階です。
ひとり、ないしは数人の組織ですので、まだ管理活動は重視されません。

この段階での最大の課題は、とにかく売上を得ること
キャッシュが入らなければ、事業を継続し、発展させていくことができないからです。

逆説的なようですが、目の前の売上を得ることだけに注力するのは危険です。
創業したばかりだからこそ、会社の目指す方向性(ビジョン)や、それに伴った戦略が大切です。
ビジョンや戦略がなければ、何かあることに行動に迷いが発生してしまうからです。

したがって、私が創業コンサルティングさせていただくときには、
このような「軸」となるものを確認させていただくようにしています。具体的には、

  • その会社のビジョン(その会社が描く未来)
  • 顧客は誰か?(具体的なペルソナが描かれているか?)
  • その顧客が持つ潜在/顕在ニーズは何か?
  • どのようにそのニーズを満たすか?
  • そのニーズに対して、どのような商品/サービスを提供するのか?

というようなことです。
(もちろん、直接的に聴くだけでなく、社長がうまく考えやすいように質問を変えています)

ここがブレると、その後の行動が全てブレます。
事業計画を精緻化する前に、これらの質問への回答を、社長には必死に考えていただいています。

ただ、この回答が一発で決まることはありません。
むしろ、一発で決まらない方が良くて、今後もずっと何度も何度も考え直していくものだと思います。
(事業が成長し始めたら、ビジョンは頻繁に変えない方が良いですが)

 

顧客に知っていただくために

そして、創業コンサルティングの後は、仮で決めたビジョン/戦略に対して、具体的な打ち手を考えていきます。
事業計画を精緻化していくことになります。

ちなみに、どんなに良いビジョン/戦略が描けて、どんなに良い商品/サービスがあろうとも、顧客に知っていただかない限り、存在しないのと同じです。

ただ実際、創業したばかりの会社はブランドもなく、世の中に知られていません。

したがって、この段階で私が提供しているのは、マーケティング支援です。
今までにやってきたことは、

  • 市場調査
  • パイロットユーザに対するテスト
  • テスト結果を受けて、商品/サービスの改善提案
  • ホームページ作成/改善の支援

などです。このマーケティング支援は、今後、サービス内容を厚くしていきたいと思っています。

 

まとめになりますが、創業時の一番の課題は売上を作ることです。
その土台となるビジョン/戦略の策定と、顧客に知ってもらうためのマーケティング。
私は、主にこの2点でサービスを提供しています。

なお、融資、補助金/助成金、登記など、他にも必要なことが出てくることがあります。
これらについては、私が直接対応することはできませんので、パートナーを紹介させていただいています。
(私は紹介するだけで、費用をいただくことはありません。)

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【編集後記】
独立してから自分がやっている仕事を、棚卸しし始めてみました。
しばらくは、この手の記事が続くと思います。
後日、再編集して、サービスメニュー化していこうと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!


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