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中小企業がITを導入できない理由。コストは主原因ではない。

中小企業がITを活用しやすい環境が、整ってきています。
こちらの記事で、規模の小さい企業の方が有利になってきていることを書きました。

にも関わらず、ITの活用は大企業ほど進んでおり、企業規模が小さくなるほど、遅れているのが実態です。

 

IT導入の効果が分からない

こちらの図は、少し古いですが、2013年版の中小企業白書から抜粋しています。

IT導入

これを見ると、ITの導入が進まない1番の理由は、「導入の効果が分からない、評価できない」ことだと示されています。
コストだけかと思いきや、決してそんなことはないのです。

さらに「ITを導入できる人材がいない」、「従業員がITを使いこなせない」、「適切なアドバイザー等がいない」と、
ITの企画・導入・運用という全てのフェーズにおいて、人材の問題があることがうかがえます。

 

導入効果を示せない業者

1番の理由、「導入の効果が分からない、評価できない」について、もう少し考えてみます。
これは、つい先日まで、IT導入をお客様に進める会社に居た身分としては、
非常に痛い話です。

ITベンダーは自分たちが提案するシステムの技術的な特徴は、必ず説明することができます。
しかし、経営層になればなるほど、欲しい情報は技術的なものではありません。

  • 自社の課題がどのように解決されるのか?
  • どの位のコストが掛かるのか?
  • つまり、投資対効果はどのなるのか?

このような情報が欲しいのではないでしょうか。
「導入の効果が分からない、評価できない」が1番になっている現状を見ると、
このような情報提供を、業者ができていないことが推測されます。

もちろん、業者側が示せていないだけでなく、企業側でもその情報を咀嚼する人が必要ですが、
そのような人材が育っていないことも予想されます。

 

IT人材の育成が急務

企業側では、IT人材の育成が急務です。
過去にも、IT人材の育成について、記事にしています。




中小企業においても、IT人材を育成しやすい環境が整ってきています。

また、手前味噌ではありますが、 共著の本をご紹介します。
販売から2ヶ月を経過していますが、Amazonの情報社会分野で、3位以内をキープしています。


ITの専門家でない、一般のビジネスパーソンが読みやすいように工夫していますので、
一度、ご覧になっていただければと思います。

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【編集後記】
今日は毎月恒例の「よこはま月例マラソン」に参加です。
楽しんできます!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

クライアント企業から、どんな肩書きを与えてもらいますか?

気軽に参加できる「よこはま月例マラソン」でランニングの習慣を

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