中小企業診断士

楽しくお金の話をできるようになる行動とは?

おはようございます。渋屋です。
昨日の記事(お金の話は明るく楽しく!)では、士業にはお金の話をするのが苦手な方が多いことを書きました。
価値の高いサービスを提供しているにも関わらず、提供価格を上げられない状況に悩む人が多い。
そんな状況を打破するためのマインドについて書きました。

今日は、お金の話を明るく楽しくできるようになるための、具体的な行動についてです。

 

投資してますか?

突然ですが、あなたは投資をしていますか?
何も株式投資や不動産投資というような有形資産への投資に限った話ではありません。

自分のスキルアップのためのセミナー参加や、
自分の夢を描き、背中をおしてもらうためにコーティングを受けること、
人脈を広げ、深めるための活動も、立派な投資です。

というより、リターンの確実性という意味では、このような自己投資の方が、
確実な投資と言えるかもしれません。
(私自身、現在は有形資産への投資よりも、自己投資を優先しています)

 

経営コンサルティングも投資

視点を変えて、企業経営の立場に立ってみましょう。
個人の自己投資と同じように、会社の将来あるべき姿を明確にし、
その姿に向かって推進していくためには、外部の力が必要なことがあります。

このようなときの相談先が、経営コンサルタントでしょう。
つまり、経営コンサルティングは、企業にとっての投資です。

投資である以上、投資した金額を一定期間内に回収し、
それ以上のリターンを得ることが望まれます。

実際、個人における自己投資でも、企業における投資でも、
意識の高い人たちは、その投資に対する回収の意識が高いと感じます。

言葉を変えると、単なる消費・浪費はしないのです。
消費・浪費であれば、コスト削減の対象になりますが、
投資である以上、しっかり成果を出してリターンを得る。
だから、お金をしっかり使おう、という考えを持っています。

 

できる人は、メンターをつけている

さらに話は変わって。
できる人たちは、自分のメンターをつけていることが多いです。
常に第三者に指導を仰ぎ、自分自身や自分の会社を見つめなおすことが、
結果として高い成長につながっているのでしょう。

ここでお伝えしたいことは、自分自身が顧客となってアドバイスを受ける側に立っている、ということです。
顧客としてサービスの価値を実感することにより、経営コンサルタントやコーチとして、
自らのサービスをより良いものにしているのです。

自分自身が投資を行い、その成果をしっかりと享受していれば、投資の喜びは肌で感じています。
投資すればするほど成長することが分かっているので、「もっと投資したい」と思っているはずです。

したがって、本当に価値のあるサービスであれば、金額が高くとも、喜んで話を聞いてくれます。
投資の話は「明るく・楽しい」話なのです。
にも関わらず、そんな方々に、最初から値引きした見積を見せることは、むしろ失礼になってしまうでしょう。

本当にお客様を変化・成長させるサービスであるならば、
堂々と価値に見合った金額を請求するべきでしょう。

やっと結論です。

  • 自分自身が投資をする
  • それによって投資の喜びを実感する
  • 投資の喜びを知っているお客様に提案をする

ことで、お金の話を明るく・楽しくできるようになっていくのだと考えています。

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過去の「診断士のタマゴ」シリーズはこちらです。

マインド編

戦略編

実践編

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【編集後記】

昨日は、以前お世話になったコンサルティング会社にて、独立・起業セミナーを受けてきました。
中小企業診断士の仕事の実態がよりリアルに分かったこと、
独立する上で、大切なマインドを再認識することができました。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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