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診断士が知っておきたいデータ活用方法

おはようございます。渋屋です。
昨日の記事(診断士協会の活用事例)でもご紹介した、
東京都中小企業診断士協会 中央支部ビジネスデータ分析研究会の活動を
拝見し、感じたことを書きます。

 

経営理念は社長から、会社の状況はデータから

診断士がクライアント企業の経営支援を行うとき、
社長に対するヒアリングから経営状況を把握することが多いでしょう。
数字面から冷静にデータ分析するのは、財務諸表が中心となっていると思います。

しかし、このレポートを読んで、ますますこのようなアプローチが
重要視されるだろう、と感じています。

というのは、人的リソースが不足しがちな中小企業の場合、
自社の状況をしっかりと把握するための人材や時間が足りず、
社長の話す経営状況が、必ずしも正しくないことがあるからです。

そこで私が考える理想像を書きます。
経営理念は社長から語られる言葉をしっかりと聴き、
経営状況はデータ分析を中心とするアプローチです。

経営理念や、それが生まれた背景などは、社長の言葉を直接聴きたいですね。
あまり数値として分析できるような対象でもないはずです。

一方、経営状況については、来店者数やリピート客の割合など、
財務諸表以外の数値も利用して、分析を進めていきます。
これにより、社長の「想い」と、第三者による冷静な「データ分析」を結果として、
総合的な経営状況の把握ができることでしょう。

 

データが中心の時代

巷では「ビッグデータ」という言葉も流行っていますが、
中小企業に求められるデータ分析は、もっと基本的なことから始まります。

データ分析をするためには、まず情報を分析できるよう、収集しなければなりません。
しかし、貴重な情報をデータ化すること自体、多くの中小企業で遅れているのです。
例えば、以前に私が支援させて頂いた企業の場合、
日々の売上自体がデータ化されていませんでした。

驚くことに、決算のタイミングでようやく1年分の売上伝票を必死に入力するのです。
つまり、売上がデータ化されるのに、最長で1年かかっていました。

このような状況では、どんなに客観的な経営状況の把握をしようと思っても、
データ分析ができません。
ですので、まずはしっかりと情報・データを収集する仕組みを
導入する支援が必要なのです。

ビッグデータなどではなく、もっと基本的なことから始める必要があります。

 

求められる診断士のスキル

データ分析に対する需要は、今後、ますます広がっていくと思います。
そのとき、診断士にはどのようなスキルが求めらえるでしょうか?
私が考えるのは、以下のようなスキルです。

  • マーケティング
    新規顧客を獲得するためのアプローチ。既存顧客を流出しないための施策。
    それらを広い目で見て、状況把握するためには、マーケティングのスキルが必要です。
    受験で習ったことだけでなく、より実践的なスキルが必要になるでしょう。
  • 管理会計
    お金の面からの分析です。
    これをしっかり行うためには、管理会計を中心とする会計のスキルが
    必要になるでしょう。
  • Excel
    データ分析の基本と言えばExcelです。
    分析手法を知っていても、それをソフトウェア上で実際に活用できなければ
    意味がありません。
    Excelは私を含めて多くの方が、適当に触わっています。
    ごまかしごまかし使っていましたが、Excelの基本を把握するため、
    一度しっかりと習おうと思っています。

データ分析への需要は増え続け、なかには特定業務向けのものもあるようです。
こちらに書いた3つのスキルを継続的に成長させたいですね。

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【編集後記】

社長の勘が、実は結構外れるという話を聞いて驚きました。
ただ、冷静に考えれば当然です。
データ分析のノウハウを身につけ、しっかり助言したいですね。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

診断士協会の活用事例

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