中小企業診断士

診断士を取得して変化した「働き方」への考え方

こんにちは、渋屋です。
今日は早朝からミーティング10連発でした。。昼食の時間もまともにありませんし、
決して全てが建設的なミーティングでもありません。
会社員の宿命とは言え、「これはちょっと・・・」 と。

「こんな生活からさっさと脱出したい」 という思いが募るのでした。
ネガティブな意味でなく、自分の人生を自分のやりたいこと、貢献できることに集中させたいからです。
以前はこんな考えは持っていませんでした。
考え方を変えたのも、診断士を取得してからのことです。

昨日の記事(診断士を取得した3つのメリット)に関連させて、「働き方」への意識の変化を書いてみます。

 

私の以前の考え方

以前の私は典型的な日本人サラリーマンの考え方でした。
残業は当たり前。土日出勤も当たり前。
結婚する前、付き合い始めた頃の妻には、「俺の仕事には夜も土日もない」と
宣言していました。
きっと、当時であればミーティング10連発でも、喜んで受けていたでしょう。
「俺は忙しい。俺に仕事が集まっている。」と。

週に2日か3日は会社のソファで寝て、働くだけ働く。
家に帰るときも深夜か朝方のタクシーが普通。
たまに終電で帰宅すると、妻から「今日は早かったね」と言われてしまうような日々でした。

お客様に貢献すること、プロジェクトを成功させることも大事でしたが、
それと同じくらい、周りの誰よりも働くことが大事だと思っていました。
結果的に残業しまくって、残業代が基本給与の2倍にも3倍にもなって、
私の思考はますます 「これで良いんだ」 と間違った方向に加速していきました。

 

何のために働いているのか?

今、振り返ると、当時の経験は結果的にやって良かったと思っています。
肉体と精神の限界まで働いて、プロジェクトを成功させ、お客様にも喜んで頂く。
上手くいかないときには問題になり、お客様を困らせてしまう。

自分の仕事の成果がダイレクトにお客様からフィードバックされたので、
仕事をするモチベーションが素直で自然でした。

あるとき、マネージャになり、直接お客様と仕事をする機会が減りました。
私の主な仕事はチームメンバーが働きやすい環境を作り、
彼らが高いモチベーションを持って仕事をし、成果を上げてもらうこと。

チームを預かる立場になって、それなりに新たな遣り甲斐は発見しましたが、
今までの自分の仕事のやり方に疑問を覚えるようになりました。
「果たして何のために働いているのか?」を問うようになったのです。

 

診断士を取得して確信に変わる

その後、診断士を取得し、付き合う人がどんどん変わっていきました。
社外の人と会い、特に会社の社長や、独立・起業されている士業・コーチなどの方との出会い。

彼らは自分の裁量で、自分の責任で、自分の嗜好で、自分のポリシーで働いていました。
出社時間が決まっているから働くのではなく、自分がやりたいことがあるから動く。
苦労も多そうだし、責任も重そうだけど、彼らの働き方は当時の私には輝いて見えました。

数多くの方々とお会いするうちに、私の働き方に対する考え方は大きく変わりました。

  • 朝9時にオフィスに居ることが仕事じゃない
  • 会社に長い時間居ることに何の価値があるのか?
  • 呼ばれるミーティングの多さが仕事の価値じゃない
  • 会社という組織ピラミッドを登っていくことと、幸せは比例しない
  • 満員の通勤電車になんか乗りたくない
  • 深夜までオフィスに居たら負けだ
  • 付き合いの飲み会に行くくらいなら、正々堂々、断った方が気持ちいい

等など。そのような考え方に変わっていったのでした。
「独立」を意識するようになったのも、その頃です。

私の今の考え方が正しいと主張したいのではなく、
診断士を取得して外の世界の人と会い続けるうちに、
自分の「働き方」に対する考え方が大きく変わったことをお伝えしたかったのでした。

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【編集後記】
明日もミーティング8連発です。
ランチタイムがあるのと、息子のお迎えで早く帰れるのが救いです。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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