中小企業診断士

診断士がセミナー主催を成功させるステップ(その2)

こんにちは、渋屋です。
「診断士のタマゴ」(実践編)、セミナー主催について書いています。

昨日(その1)では、初めてセミナーを主催することを躊躇する自分を(程よく)追い込むために、まずセミナー開催を宣言してしまうことを書きました。

 

参加者にとってのゴールは何か?

セミナー参加者にとってのゴールは何でしょうか?
コンテンツが良くて、あなたのプレゼンテーションが上手であっても、
ゴール設定をしておかなければ、

「あ~、面白いセミナーだった。ためになった。」

で終わってしまうかもしれません。
それでは参加者には、気分転換程度の価値しか提供していないことになります。

診断士がセミナーを行う場合には、その聴衆の方々に、
何らかのアクションを促すような内容になるのではないでしょうか?
例えば、今まで全くできていなかった管理会計を始めてみる、などです。

参加者がどんなアクションを取ってくれればセミナー成功と言えるのか?
その始めの一歩をしっかり定義しておきましょう。

 

あなたにとってのゴールは何か?

一方、あなた(セミナー主催者)にとっても、このセミナーのゴールがあるはずです。
せっかくセミナーにお申込頂いた参加者の方々と、より関係を構築していきたいのでは
ないでしょうか。例えば、

  • あなたのセルフメディア(ブログやメルマガ等)を購読頂く
  • 初めての参加者には、もう1度、次のセミナーにお申込頂く
  • 2回目以降の参加者には、個別相談をお申込頂く

などのようにです。
このゴール設定がないと、単にセミナーを主催して、収益はいくらでした、
で終わってしまいます。

そうではなくて、あなたのビジネスにおけるセミナーの位置付けと、
他の商品との関連をどうやって持たせるのか?を前って考えておく必要があります。
私自身、昨年はセミナーを主催するだけで手一杯になり、
この辺の関連を設計するまでに至りませんでした。

せっかく苦労してセミナーを主催するのでれば、
出来る限り、あなたにとってのゴールを設定しておきたいですね。

 

ゴールに辿り着けるよう、仕組みを作る

そしてゴールを設定するだけではなく、実際にゴールに辿り着けるような仕組みを
作る必要があります。仕組みがなければ、人は動けないからです。

仮にセミナーを受講された人の中に、あなたに個別相談をしたいと思った人が
現れたとします。しかし、その人が個別相談をする方法が分からなければ、
セミナー直後にあなたに直接聞くしかありません。
でも、大半の人は、「ま、いいか」で動きを止めてしまうのです。

そんなことにならないよう、 どうすれば良いのかを、ちゃんとお伝えする必要があります。
セミナーの終わりに案内を配布するなどして、参加者とあなた双方が
ゴールを達成できるようなフォローをしていきましょう。

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過去の「診断士のタマゴ」シリーズはこちらです。

マインド編

戦略編

実践編

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【編集後記】

昨日は診断士を目指すSさんと、個別ミーティング。
合格後にどんなことをしたいのか?よりイメージを具体化するための
お手伝いをさせて頂きました。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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