日々の気付き

昇進・昇格を目指すのを止めた日

おはようございます。渋屋です。

 

W杯、日本は1点が遠かったですね~(>_<)

普段サッカーを観ない私でも熱くなるのだから、好きな人は大変ですね(笑)

 

昨日、ふとした出来事で、昔のことを思い出しました。

昇進・昇格を目指すのを止めた日のことです。

 

昇進・昇格を目指すのを止めた理由

私が初めてチームを預かる立場になったのは、約8年前。

このときは技術職としては最年少の課長でしたので、周りからの期待を感じていました。

その後5年間は技術チームの課長を担当。

今は異動してマーケティング・企画チームの課長を担当して4年目になりました。

その間、少ないときで5名、多いときで20名くらいのチームメンバーを率いてきました。

 

ある日のこと、私の上長(部長)が、社内の調整に引っ掻き回されて、疲労困憊になっているところに遭遇しました。

何かを成し遂げるための調整というより、社内の利権争いに巻き込まれたような調整でした。

「あぁ、これは俺の目指す姿じゃないな」

 

それまでは、周りからの期待に応える意欲もありました。

最年少の技術課長だったので、昇進・昇格という次のステップも常に頭の片隅にはあったと思います。

ただ、このときに私はキッパリと、社内政治に関わることや、上長へのアピールを止めたのです。

 

仕事の結果に集中

それらを止めて、とにかく仕事の結果に集中するようになりました。

社内よりも、会社の外を向いて仕事をするようになったのです。

技術者時代はずっとお客様に向き合っていたハズなのに、マネージャになって何年もすると、社内ばかりに意識が向かっていたことに、このとき気付いたのでした。

 

意図的に社内の業務は優先順位を落としました。

上長から嫌われようが、何されようが気にしない。

ガマンできなくなったら辞めればいい。

それ以上に社内政治に関わることが、嫌だったのです。

 

そして得られた自由

そんな意識に変わってから数年。 私は自由になりました。

周りが意味不明なミーティングや調整に追われているのに、私は全部スルーしているから、精神的にラクになったのです。

(もちろん、成果を出すためのミーティングや調整で、大変なことはあるのですけど。)

 

その間、私より後に課長になった人が、さらに昇進・昇格していくこともありました。

「大変だろうけど、頑張って下さいね」

素直にそういう気持ちになります。

 

昇進・昇格を目指すことを否定しているわけではありません。

そのために必要なことや状況は、各会社で全く異なることでしょうし、個々人の考え方も違います。

私の場合は、社内政治に巻き込まれる昇進・昇格よりも、自由を選んだということです。

 

会社で、仕事を通じて、何を目標とするか?

それをはかるリトマス試験紙として、昇進・昇格に対する自分の考え方を整理してみるのは、面白いのではないでしょうか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【編集後記】

今日は腰のMRI検査です。

これで治療が前に進むと良いのですが。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

PVアクセスランキング にほんブログ村