IT・システム関連

日本に訪れる人は超・不便!日本の通信事情。

おはようございます。渋屋です。

 

昨日、香港に到着しました。街中、人だらけです!!

 

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平日(金曜日)なのに、いつもこんなに人が多いのか!と思ったら、どうやら特別なようです。5月1日は中国が祝日なので、2日を休むと土日をつけて連休になります。連休を作った人たちが大勢、香港になだれ込んでいるとのことでした。

普段の平日、どの程度の人がいるのかにも興味があります。色々な人種の人が溢れています。まちも高級ブランド店のすぐ横に怪しさ満点のお店があったりと、雑多としています。

 

香港について最初にやったこと

飛行機が到着し、空港に出ようとしながら、私は日本で借りてきたモバイルルータの電源を入れました。香港のキャリアに無事接続できたことを確認しつつ、iPhoneからモバイルルータへWi-Fiでの接続設定をします。すぐにネットにつながりました。空港内は、無償利用できるWi-Fiもあったようです。

 

空港に到着した途端、通信したくなる人って、これからも増える一方だと思います。空港で待ち合わせする人も多いでしょうし。

 

アジアの便利さと比較する日本の不便な通信環境

そんなとき、ふと思ったのが、「日本に訪れる」側になったらどうか?実は結構、不便なんじゃないか、と思うのです。端的に言えば、SIMフリーの市場も出来ていなければ、フリーWi-Fiも少ないからです。

 

3月フィリピン、そして今の香港を訪れて感じるのは、海外からの渡航者にとって、通信環境が便利なことです。あちらこちらで無償のWi-Fiが飛んでいます。誰が運営しているのか?他に誰が接続しているのか?分からないWi-Fiにつなぐことには、セキュリティ上の懸念がありますが、間違いなく便利です。

 

セキュリティ上の懸念があっても、例えば地図を調べることであれば、事足りてしまうでしょう。インターネットバンキングをしたいのであれば、ちゃんと安全性の確認できるところでしか、やらなければ良いのです。そういうリテラシーは、環境が整っているからこそ、身についてくるものです。

 

そして、SIMの販売もあちらこちらで見掛けることができました。日本ではSIMフリー端末自体が、一般の方にはあまり知られていないので、ずいぶん差があるように感じます。

 

SIMの自動販売機に期待

2020年の東京オリンピックに向けて、海外からの渡航者を受け入れる準備は、各業界で急ピッチに進められていることと思います。通信事業者は大型な設備投資を2017~2018年頃までに終えて、そこから先は安定稼動を目指すような投資計画を立てているようです。

 

ところで、先日面白いニュースを見つけました。SIMの自動販売機が関西国際空港に設置されたというものです。SIMを自由に使わせると、犯罪の温床になるという懸念があります。日本の技術を使えば、どのSIMが誰の手に渡ったのか?パスポートを提示する仕組みを自販機に取り入れることなど、容易でしょう。

 

技術適合基準の問題とか、越えなければならない問題・課題は数多くあると思います。

それでも、これから人口が減り続けていく日本においては、外国人が過ごしやすい国にしていくことが大切でしょう。

そのために3大通信事業者は、日本国内の小さなパイの取り合いをするのではなく、より視野を広くして、SIMフリーの市場拡大と、Wi-Fi設置を頑張って欲しいです。 

 

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【編集後記】

今日は午前中、香港で勉強会に参加後、マカオに移動です。

 

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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