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インテグレーターの新しいカタチ

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先月、米サンフランシスコで開催された「AWS Summit 2014」。
Amazon Web Servicesは、クラウドにとって活発なエコシステムの存在が重要であることを強調し、特にクラウドインテグレーターの存在を最初に挙げました。

 

このクラウドインテグレーターとして非常に目立つのが、Amazon Web Services(AWS)のプレミアパートナーである社員数50名のアイレット(http://www.iret.co.jp/)です。

このプレミアパートナーは、企業向けシステム構築などを手掛ける「APNコンサルティングパートナー」の最上位に位置付けられています。

 

前回も確認しましたが、クラウドインテグレーターとは何か?もう1度復習しておきましょう。

 

・クラウドブローカー/インテグレーター
クラウド事業者とクラウド利用者の間を仲介する事業者です。
ドルでしか支払えないクラウドサービスとの間を仲介し、円で支払えるようにするような、単純な取引の仲介から始まり、現在では、複数のクラウドサービスから、顧客に合ったサービスを選択し、最適なインテグレーションをする機能まで提供します。

 

アイレットは「cloudpack」というサービスで、Amazon EC2やS3の導入設計から運用・保守までをトータルでサポートしています。

AWSに無いサービスを次々と提供するというスピード感に溢れた戦略で、他の大企業に負けず、最上位のプレミアパートナーとして認められているのです。

 

一般的に中小企業が大規模なシステム案件を受注することは難しいです。

大量のサーバなどの調達を任せるには、資金面での課題が出てきてしまうためです。

 

そのため、まずは大手システムインテグレータが受注し、プロジェクトマネージメントを行いながら、サーバやネットワーク、アプリケーションなど、それぞれに強い会社に業務を依頼していました。

この形態は、今でも一般的な業界構造でしょう。

 

アイレットは、このギャップに目をつけました。

資金面での課題が出ないようにするなら、クラウドを活用すれば良い、と。

 

クラウドは自社で大量の初期投資をしなくともシステムを利用できる仕組み。

そのメリットをシステムの利用企業でなく、インテグレータが活用したのは当時としては画期的だったでしょう。

サーバの調達がなくなるということは、1つ1つの案件規模(売上金額)が下がることを意味します。

利益ではなく、売上にこだわるインテグレータには、アイレットの戦略は思いつきもしない発想だったのかもしれません。

 

ITインフラを準備しなくて良いクラウドは、システムインテグレータだけでなく、ユーザ企業にも受けました。ITインフラの調達・運用に悩む企業は数多いからです。

ただ、AWSを利用するためには、高度なノウハウが必要ですし、日本の商習慣にも合わない点が数多くありました。例えば月額定額の請求書払いなどです。

 

このような技術的な課題と商習慣の課題を解決してきた会社は、
クラウドインテグレータとして成長してきています。

 

大手システムインテグレータからプロジェクトの一部を請け負うのか。

あるいはクラウドインテグレータとして、直接顧客からプロジェクトを依頼してもらえるのか。

この差は大きいと感じませんか?


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ランニング、ここからが第2幕です

クラウドに置けないシステムはあるのか?

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