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テクノロジーの前に求められる倫理

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こんにちは、渋屋です。 

 

昨年10月、ガートナーは企業戦略やIT戦略に影響を及ぼす10の展望を発表しました。(参考記事

 

早過ぎる?テクノロジーの進歩

この展望を読んで、私たちの倫理観が成熟する速度よりも、圧倒的に早くテクノロジーが進歩する時代になった。と感じたのでした。

 

バイオプリンティングという言葉をご存知でしょうか?

恥ずかしながら、私はつい先日、初めてこの言葉を知りました。

 

臓器移植を待っている人は、全世界で10万人。

そのうち、実際に移植を受けられる人は2%未満。しかも平均16年も待つ。という事実があるようです。

 

であれば、3Dプリンタで臓器を印刷しちゃえば良い!ということで進歩してきたテクノロジーです。

正しく使われれば、臓器や身体の部位に悩む患者にとっては、役立つことでしょう。

その一方、悪いことを考え始めると、切りがありません。

 

1つの例を挙げます。バイオプリンティングではありませんが、3Dプリンタで銃を作り(実際に発砲できた)、その設計図がインターネットに公開されたとして、少し前にニュースになったことがありました。

 

倫理観の成長が追いつかない?

テクノロジーの進歩が遅かった頃、私たちは世代を重ねながら、少しずつ倫理観を世の中に合わせて変えてきました。意図する・しないに関わらず。

 

しかし、これからはテクノロジーの進歩に合わせて、倫理観を急速に変化・成長させる必要が出てきました。

3Dプリンタの進歩に関して、私たちの倫理観が変わるのを、子供・孫の世代までは待てないのです。私たち自身が、正しい倫理観を持つ必要があります。

とは言え、基本的な倫理観は、そこまで急速に変わらないでしょう。

人を殺めてはいけない。であれば、3Dプリンタで作った銃の設計図は、公開してはならないのです。

 

大切なことは、新しいテクノロジーが出てきて、何かに活用するとき、発生するリスクを冷静に判断することだと思います。

 

3Dプリンタで臓器を作れるようになったとき、発生するリスクは何か?

今まで簡単には作れなかったものを、簡単に作れるようになると、どんな問題が起きるのか?

 

倫理観をアップデートしながら、テクノロジーの進歩に合わせて、想像を働かせていきたいですね。

 

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【編集後記】

昨日は、ブログ勉強会に参加させて頂きました。

今まで自分が考えていなかった視点を提供いただき、今の自分に足りなかったことが明確になりました。

学んだことを、少しずつ本ブログの運営に活かしていきます。

 

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!


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