書籍(紹介)

日本の成長戦略 #568

おはようございます。渋屋です。

 

一昨日、もっと日本という国や、日本人を好きになりませんか?ということで、2冊の本をご紹介しました。(ニッポンを好きになれる2冊 #566

 

[amazonjs asin=”4569799337″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”日本人はなぜ日本のことを知らないのか (PHP新書)”]

[amazonjs asin=”4569794297″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)”]

 

実は私がこの2冊を読み終えたのは、だいぶ前になります。

ただ、この2冊から得られた印象は強烈で、私自身、ずいぶんと日本人であることを誇りに思うようになりました。

 

そうやって、国というものに意識が向かっていたときに出会ったのが、この本です。

私は前述の2冊を読んだ後で、この本に出会ったことを感謝しています。

日本が好きでない、政治家などの他者を批判するだけのスタンスで、この本を読んでいたら、印象が変わっていたかもしれないからです。(もちろん、前述の2冊を読んでいなくとも、オススメできる本です。)

 

[amazonjs asin=”4093798397″ locale=”JP” title=”クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道”]

 

この本は、日本が向かうべき方向性(ビジョン・戦略)を示しています。

その前段として、著者の大前氏がいう「クオリティ国家」であるスイスやシンガポールの例が示されています。

 

その後、これらのクオリティ国家を見習って、日本が目指すべき方向性が示されていきます。

 

この本では、非常に多角的に戦略が練られていて、とにかく勉強になりました。

国家の戦略・運営ともなると、世界がデカ過ぎて、私には関係ないと感じてしまうかもしれません。

しかし、こうして多角的に書かれていると、「この分野で自分が貢献できることはないかな?」と思う部分もありました。

 

このように色んな角度からでの楽しみを与えてくれた本書ですが、今日は驚いたというか、共感したことがあったので、それをご紹介します。

 

スイスでは国が潰れそうな企業を支援することはないそうです。

それはマーケットにおける自然な淘汰であって、国がそれを生きさせ続けることは、長期的に見て良いこととは言えないからです。

 

この話を読んで、全く関係のない本を思い出しました。

 

[amazonjs asin=”4344416457″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)”]

 

こちら(自然と共に生きる #558)で記事にしています。

そうです。何事も自然の上にしか成り立たないのです。

 

リンゴも企業も一緒です。

余計な農薬や肥料を与えるから強くならないのです。

潰れそうな企業にも、国の支援は要らないのではないでしょうか。

 

マーケットから不要と言われた企業は消えていく。

その危機感が差し迫るなかで、企業は変わり・成長していく努力をする。

無農薬・無肥料のリンゴが、地中深くに根を伸ばしていくように。

 

長くなりましたので、今回はこの辺で終わりにしておきます。

 

■終わりに

今日・明日と近所の方々と山梨でキャンプです。

昨晩、仕事後にITトレンド勉強会。

それが終わり次第、スーツ姿のまま車に拾ってもらい、山梨へ。

ハードな週末になりそうですσ(^_^;)

 

今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!

===
今日の記事が、ほんの少しでも「面白かった」「役に立った」「参考になった」等と感じましたら、1日1回、このボタンをポチっと応援お願いします。

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村