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【アップグレード!!Vol.87】プロマネは技術を伸ばそう

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【アップグレード!!ネットワークエンジニア】
            (毎週月曜日発行)2010.10.11 Vol.87
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◆本メールマガジンは、
 ネットワーク技術を中心としたエンジニアを対象に
  ○技術スキルだけではなく、他にどんなスキルが必要なのか?
  ○技術スキルを、どう身につけていけば良いのか?
  ○各スキルを、どう使っていけば良いのか?
 総合的なスキルアップの方向性を示すによって、
 【『現場で活躍する』さらに上のステップ】
 を目指して頂くために、
 毎週月曜日に配信しています。
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◆INDEX◆
 1.はじめに
 2.プロマネは技術を伸ばそう
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◆はじめに◆
 おはようございます。Ritz(リッツ)です。
 3連休ですね。
 東京は3日目でようやく晴れました。快晴です。
 先日、私の後輩がCCIEを取得しました。
 現在のバージョンになってから、私の周りで
 CCIEを取得したのは初めてです。
 もう何名か、近々取得を目指して頑張っているので、
 是非、全員CCIEになってもらいたいです。
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◆プロマネは技術を伸ばそう◆
●突然ですが、皆さんの周りには、
 どのようなプロジェクトマネージャ(プロマネ)が居るでしょうか?
 当たり前の話ですが、私の会社の中にもプロマネは居ますし、
 他の会社のプロマネに合うこともあります。
 色々なプロマネを見て思うことは、
 『技術や現場のノウハウを軽視する人が多くなった』
 ということです。
 その代わりに、プロマネということで、
 ○プロジェクト計画書を作る
 ○WBSを作り、更新する
 というような、
 『いかにもプロジェクトらしい』
 仕事に注力している人が多いように感じます。
 しかし、言葉は悪いですが、こういう見た目の仕事のみに注力し、
 本当に大切な、プロジェクトマネジメントが出来ていなければ、
 そのプロマネには、あまり価値が無い、と感じています。
●プロマネが技術を知らないということは、
 どういうことでしょうか?
 もちろん、プロマネは実際にシステムの設計や、機器の設定、
 試験を行う立場ではありません。
 それらは、技術チームが担当することになります。
 したがって、個々の機器の仕様(例:コマンド)まで、
 知る必要は無いと思います。
 (知っていて、損は無いですが)
 しかし、プロジェクトをマネジメント(管理)する
 立場にあるわけですから、管理対象として、
 技術の『ツボ』を把握しておく必要があります。
 例えば、
 ○技術チームが行った設計は、お客様の要件を満たしているか?
 ○お客様から出ている要求は、追加要求か?
  それとも、現在のプロジェクト範囲内のものか?
 ○追加要求を受け入れると、工数はどの程度増加するのか?
 ○技術チームが組み立てた工程の期間、
  各タスクの前後関係は妥当か?
 ○設計書などのドキュメントをプロマネとして承認できるか?
 などです。
 これらを把握するためには、技術の基本は絶対に必要です。
 例えば、『VLAN』という単語の意味を知らずして、
 ネットワーク業界でプロマネが出来るでしょうか?
 私は出来ないと思います。
 VLANはネットワーク業界1年生でも、少し勉強すれば
 理解出来ることです。
 それを怠っていること自体が、お客様からも、社内からも
 信頼を失うことに繋がります。
 もちろん、基本的な単語の意味すら知らないので、
 マネジメントなど、出来るわけが無いのです。
 『VLAN』の例は極端な例ですが、私の周りには、
 これに似たようなプロマネが、実際に居るのです。
●そして同時に、現場経験が必要です。
 作業現場で起きる問題の多くは、技術以外のところにあるからです。
 こちらも例を挙げましょう。
 新たにビジネスを開始したお客様から、
 LANリプレースのビジネスを頂きました。
 1年かけて、ようやく初受注を頂き、営業もホッとしています。
 頑張って機器の納期を短縮し、イザ、お客様先に納品するときです。
 プロマネのAさんは、納品時に必要なチェックを何もしていません。
 その結果、
 ○搬入するトラックが、高さ制限に引っ掛かって、入館出来ない
 ○ラックやコアスイッチ等の大型機器を搬入する経路が無い
  (通路が狭過ぎて、通すところが無い)
 ○同じくエレベータに入らない
 ○アクセススイッチ等の台数が多い機器を保管する場所が無い
  (通常、1日でアクセススイッチを配置することは
   出来ないため、順に配置・設置していきます)
 ○空になったダンボールを、お客様とAさんの会社、
  どちらで処分するのか決めておらず、空ダンボールが
  溢れ返ってしまう
 というような事件が起こってしまうのです。
 こんなことでは、折角の初受注も、お客様からの信頼は台無しです。
 どれも純粋な技術の問題ではありません。
 しかし、現場で経験を積んでいる人であれば、
 誰しも気をつけることばかりです。
 その確認を怠ってしまう、あるいは現場経験がないので分からない、
 ということでは、プロマネをやることは難しいでしょう。
●読者の方は、プロマネを行ったことの無い方も
 多くいらっしゃると思います。
 将来、プロマネを目指すにしても、上述しましたように、
 実は技術と現場経験が大切なのです。
 つまり、ネットワークエンジニアとして、
 やるべき仕事をしっかりと行っていれば、
 プロマネになっても、そう多くは困らずに済んでしまいます。
 今の仕事に自信を持って、経験を積んでおきましょう。
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<今号のポイント>
 ○プロマネこそ、技術と現場経験を大切にすべきだ
 ○それらを軽んじる人が増えているように見える
 ○それでは、本当のプロジェクトマネジメントは出来ない
 今回(Vol.87)の内容はいかがだったでしょうか。
 是非、こちらまでご意見をお願い致します。
 http://form.mag2.com/thapitraph
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 2010年度の秋の情報処理技術者試験を受験される方、
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 このメルマガの読者は、ネットワークスペシャリストや
 情報セキュリティスペシャリストの受験者が多いと思います。
 実は、ネットワークを中心に活動してきたエンジニアの『弱点』は、
 その知識範囲の『狭さ』にあります。
 一般的なITエンジニアと比較すると、ネットワーク以外のことを
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◆つぶやき
 久々に集中して勉強が出来ました。
 やはり、外から刺激をもらうのは、
 良い機会なのだ、と改めて感じました。
 ご購読、ありがとうございました。



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【アップグレード!!Vol.86】QoSの価値

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