結果レポート

IT×法務セミナー:第8回「ITでスモールビジネスを元気にする会」を行いました

先週のことですが、第8回「ITでスモールビジネスを元気にする会」を行いました。
今回は特別に外部から講師をお招きしての「IT×法務」をテーマにしたセミナーを実施。

参加者の皆様からは、
「本当にこれ、無料で良かったんですか?」と何度も確認されるほど、
メチャメチャ内容の濃いセミナーでした。

講師は、ストーリア法律事務所の杉浦弁護士。
こちらの事務所は人工知能に関する法律ネタなど、
Yahoo!とトップニュースになるような記事を連発している、面白い法律事務所です。

以前にこの事務所が主催する人工知能に関する法務セミナーに私も参加して、
深く勉強をさせていただきました。
そういう経緯があったので、杉浦弁護士にご登壇をお願いしたのです。

 

実務に即した、IT×法務セミナー

内容は以下のようなものでした。

いずれも教科書的な説明ではなく、ビジネスの現場で働く人にとって、
馴染みがあったり、疑問を感じていることと関連付けられて、説明されました。
杉浦弁護士のカジュアルな口調も相まって、法律の勉強をしているとは思えぬほど、理解しやすいのでした。

1 IT企業が押さえておきたい契約書の基本
2 知っておくと交渉で優位に立てる契約書TIPS
(1)大企業から「これは雛形だから変更できません」と言われたら
(2)契約書の案はどちらが作った方が良いのか
(3)「業務完了した」「していない」のトラブルを避けるためには
(4)長期間にわたる契約で資金繰りに困らないために
(5)契約書がないまま業務を開始せざるを得ない場合
(6)当然書いてあるべきことが契約書に書いてない場合
(7)「契約書」「同意書」「覚書」「念書」どれも同じ意味なのか
3 免責規定は会社を救う~賢い利用規約の定め方とは~
4 Q&A

「大企業から「これは雛形だから変更できません」と言われたら」
正直言って、この話だけで、お金払っても聞きたい人、数多くいると思います。

私が会社員のときに、これを知っていたら、もう少しは交渉できたのでは・・?と。
その他の話も、具体的なビジネスの事例を交えながら、基本を理解できました。

 

テクノロジーと法律の不思議な関係

ITを活用しようとする人にとって、テクノロジーは武器です。
より強い武器を身につけるほど、ビジネスも成長していくことになります。

ただ、それだけでは無防備になって危険ですよね?
そういう危機感を感じていたからこそ、今回のセミナーを企画したのでした。

実際に杉浦弁護士の話を聴いてみると、それだけではありません。
ITも法務も、より複雑に絡み合ってビジネスが成り立っているのです。
これを知らずして、ビジネスを始めてしまったら・・

受け止めきれないリスクが発生してしまうかもしれませんし、
実際、そういう事例も具体的に説明がありました。
これからはITだけでもダメ、法務だけでもダメ。
全体を俯瞰して、それぞれに対応していかなければなりません。

皆さん、そう感じたのか、Q&Aが次々に出続けました。
質問が出なかったときのために、私からの質問を用意していたのですが、
全く意味がありませんでした(笑)

 

セミナー後はいつもの懇親会

セミナー終了後は、いつも通り懇親会。
今回はいつもの参加メンバーよりも、
新たに参加いただいた方の懇親会参加が大半でした。

懇親会に場所を移しても、まだまだ法務の話は続きます。
皆さん、ここでも杉浦弁護士に、様々な質問をぶつけていました。

なお、毎度のことながら、セミナー中も懇親会も、
運営と話に夢中になって、写真を撮り忘れました。。
ブロガー失格ですね・・

次回のIT会は、7月6日(金)の予定です。
お申し込みなどは、こちらです。

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【編集後記】
セミナー終了後、この記事を書き終えたつもりになっていました。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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